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Systemwalker Software Configuration Manager Express ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.1.3 Systemwalker Software Configuration Managerのセットアップ

WindowsまたはLinuxマシンのセットアップを行います。

注意

本手順を実施する前に、以下の作業が完了しているか確認してください。

作業が完了していない場合、Systemwalker Software Configuration Managerのセットアップが失敗します。

6.1.1 管理サーバのセットアップ前の作業

6.1.2 Systemwalker Runbook Automation のセットアップ

6.1.3.1 セットアップの実行

【Windows】

新規にコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してセットアップを行います。

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin\swcfmg_setup_express -s

  1. セットアップの開始画面が表示されます。

    [次へ]ボタンをクリックします。

  2. [運用環境のユーザー設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    入力パラメーター

    入力値(デフォルト)

    管理者用DNのパスワード

    LDAP(OpenDJ/OpenDS)のリポジトリ管理者のパスワードを指定します。変更していない場合、デフォルトは以下で設定されています。

    admin (注)

    プロセス制御用のユーザーのユーザー名

    LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーのユーザー名を指定します。

    サンプルLDIFを変更していない場合、デフォルトは以下で設定されています。

    swrbaadmin (注)

    プロセス制御用ユーザーのパスワード

    LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーのパスワードを指定します。サンプルLDIFを変更していない場合、デフォルトは以下で設定されています。

    systemwalker#1 (注)

    注) Systemwalker Runbook Automationのセットアップ時に設定した値を指定してください。

    ポイント

    ServerView Resource Orchestratorと連携して運用する場合、入力画面は表示されません。

  3. [データベースの設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    Systemwalker Software Configuration Managerで使用するデータベースの設定を行います。

    以下の項目を入力します。

    入力パラメーター

    初期値

    データベースのポート番号

    9658

  4. [設定内容の確認]画面が表示されます。

    設定に誤りがない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてセットアップを開始してください。

  5. セットアップが完了すると以下の画面が表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。

    参照

    セットアップ後に処理については、6.1.4 セットアップ後の作業を参照してください。


【Linux】

新規にコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してセットアップを行います。

/opt/FJSVcfmgm/bin/swcfmg_setup_express -s

  1. [ようこそ]画面が表示されます。[Enter]キーを押します。

    ================================================================================
                Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ
                                        V15.4.0
                          Copyright 2010-2015 FUJITSU LIMITED
    ================================================================================
    
    Systemwalkerセットアップへようこそ!!
    Systemwalker Software Configuration Managerをセットアップします。
    
    リターンキーを押してください。
  2. [セットアップの開始]が表示されます。“y”を入力します。

    ================================================================================
                Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ
                                        V15.4.0
                          Copyright 2010-2015 FUJITSU LIMITED
    ================================================================================
    
    Systemwalker Software Configuration Manager (管理サーバ)
    
    セットアップを開始しますか?
    [y,n]
    => 
  3. [運用環境のユーザー設定]画面が表示されます。

    1. LDAPのリポジトリ管理者のパスワードを指定します。

      Systemwalker Runbook Automationのセットアップ時に設定した値を指定してください。(変更していない場合のデフォルト値は、”admin”)

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPのリポジトリ管理者のパスワードの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)の管理者用DNのパスワードを入力してください。
      => 
    2. LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーのユーザー名を指定します。

      Systemwalker Runbook Automationのセットアップ時に設定した値を指定してください。(サンプルLDIFを変更していない場合のデフォルト値は、”swrbaadmin”)

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)に登録済みのプロセス制御用ユーザーのユーザー名を入力してください。
      何も入力せずにリターンキーを押した場合、[default: swrbaadmin]が設定されます。
      =>
    3. LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーのパスワードを指定します。

      Systemwalker Runbook Automationのセットアップ時に設定した値を指定してください。(サンプルLDIFを変更していない場合のデフォルト値は、”systemwalker#1”)

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPに登録されているプロセス制御用ユーザーの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)に登録済みのプロセス制御用ユーザーのパスワードを入力してください。
      => 

    ポイント

    ServerView Resource Orchestratorと連携して運用する場合、入力画面は表示されません。

  4. [データベースの設定]画面が表示されます。

    データベースのポート番号を入力します。

    << データベースの設定>>
    Systemwalker Software Configuration Managerが使用するデータベースの設定をします。
    データベースのポート番号を設定します。
    =================================================================================
    
    データベースのポート番号を入力してください。
    何も入力せずにリターンキーを押した場合、[default: 9658]が設定されます。
    =>
  5. [設定内容の確認]画面が表示されます。

    設定に誤りがない場合は、”y”を入力してセットアップを開始してください。

    << 設定内容の確認 >>
    設定した内容が正しいことを確認し、セットアップを開始します。
    =================================================================================
    
    [運用環境のユーザー設定]
    管理者用DNのパスワード: *********
    プロセス制御用ユーザーのユーザー名: swrbaadmin
    プロセス制御用ユーザーのパスワード: *********
    
    [データベースの設定]
    データベースのポート番号:9658
    
    上記の設定でセットアップを開始しますか?
    [y,q]
    => 
  6. セットアップが完了すると以下の画面が表示されます。

    Systemwalker Software Configuration Manager の環境設定が正常に終了しました。
    Systemwalker Software Configuration Manager の導入ガイドを参考にセットアップ後の処理を行ってください。

    参照

    セットアップ後に処理については、6.1.4 セットアップ後の作業を参照してください。