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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

4.7.1 ウィザード形式でバージョンアップする

注意

全角文字を含むユーザー名のユーザーがクライアント(CT)をバージョンアップする場合、エラーメッセージが表示される場合があります。
全角文字を含むユーザー名のユーザーがクライアント(CT)をバージョンアップする際に、エラーメッセージが表示される場合があります。

クライアント(CT)のインストールは半角文字のみのユーザー名のユーザーにて実施してください。

ウィザード形式でのクライアント(CT)のバージョンアップ手順は、以下のとおりです。

  1. Administratorsグループに所属するユーザーまたはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了します。

  2. Systemwalker Desktop KeeperのDVD-ROMをPCにセットすると、インストーラ画面が表示されます。
    [CT(クライアント)インストール]を選択します。
    インストーラ画面が起動しない場合は、DVD-ROMドライブの「swsetup.exe」を起動してください。

  3. [Systemwalker Desktop Keeper クライアント セットアップへようこそ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [印刷監視方式の設定]画面が表示されるので、印刷監視方式について、以下のどちらかを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

    • [この端末で設定されているすべてのプリンタでの印刷を監視する(推奨)]
      1台のクライアント(CT)ごとに印刷操作ログを採取する場合に選択します。この場合、印刷操作ログはクライアント(CT)1台ごとに採取されます。

    • [ローカルプリンタでの印刷のみを監視する]
      プリンタサーバと同じ管理サーバ/統合管理サーバ配下にあるクライアント(CT)での印刷操作が、プリンタサーバを経由して行われる場合に選択します。プリンタサーバにもクライアント(CT)をインストールする必要があります。この場合、プリンタサーバではないクライアント(CT)から印刷操作ログは採取されません。印刷操作ログは、プリンタサーバから採取されます。

    注意

    印刷監視方式の注意点について

    【統合管理サーバと管理サーバで統一してください】

    統合管理サーバまたは管理サーバ配下のクライアント(CT)では、上記選択を統一してください。統一されていない場合は、印刷操作ログが採取されないときがあります。

    【プリンタサーバをサーバ系OS以外にした場合の設定について】

    サーバ系のOS(Windows Server® 2003,Windows Server® 2008、Windows Server® 2012)以外を、プリンタサーバにしている時は、[この端末で設定されているすべてのプリンタでの印刷を監視する(推奨)]と設定して運用した場合、プリンタサーバに10台以上接続して印刷することができなくなります。この場合は[ローカルプリンタでの印刷のみを監視する]と設定してください。

    ポイント

    プリンタサーバにユーザーIDを登録する

    プリンタサーバに[ローカルプリンタでの印刷のみを監視する]を選択してクライアント(CT)がインストールされている場合、印刷が行われたクライアント(CT)で使用中のユーザーIDをプリンタサーバにも登録しておく必要があります。登録されていない場合は、印刷ログのユーザーIDが以下のように出力されることがあります。

    • 印刷が行われたクライアント(CT)で使用中のユーザーIDにユーザー権限しか設定されていない場合、ログの[ユーザーID]が[Guest]として採取されるときがあります。

    • 印刷時にプリンタサーバに対してログオン要求があり、Administratorにてログオンした場合、ログの[ユーザーID]が[Administrator]として採取されるときがあります。

  5. [メール制御方式の設定]画面が表示されるので、メール添付禁止の方式を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。

    • [メール送信監視用ポート番号]: ポート監視方式選択時に、クライアント(CT)とSMTPサーバ間の通信で使用するポート番号を入力します。

    • [ポート監視方式(推奨)]:メール添付禁止用ドライバによる禁止機能を使用する場合に選択します。通常は、この設定にしてください。
      V13.0.0以前からのバージョンアップ時において、V13.0.0以前と同じ禁止動作を設定しない場合は、ポート監視方式でのメール添付禁止を選択してください。

      • [メール添付禁止用ポート番号]: ポート監視方式選択時に、メール添付禁止処理で内部的に使用するポート番号を入力します。Base Editionの場合は指定できません。

      • [メール添付禁止用ポート番号2]: ポート監視方式選択時に、メール添付禁止処理で内部的に使用するポート番号を入力します。Base Editionの場合は指定できません。

    • [V12.0L20~V13.0.0互換方式]:V13.0.0以前の方式による禁止機能を使用する場合に選択します。V13.0.0以前からのバージョンアップで、同じ禁止動作とする必要がある場合にだけ指定します。Base Editionの場合は指定できません。

    注意

    メール添付禁止の方式設定時の注意点について

    【Windows Vista®、Windows Server 2008®、Windows® 7、Windows® 8、またはWindows Server® 2012の場合】

    Windows Vista®、Windows Server 2008®、Windows® 7、Windows® 8、またはWindows Server® 2012の場合、メール添付禁止の方式は、ポート監視方式しか選択できません。

    【未使用ポートか確認してください】

    メール添付禁止用ポートは、必ず他の処理や通信等で使用していないポートを指定してください。

    【再起動が必要です】

    以下のバージョンからV15.1.0にバージョンアップ、エディションアップした場合、[メール送信ログ取得機能]、[メール添付禁止機能]はインストール完了後、再起動するまで動作しません。

    • BEV12.0L10

    • BEV12.0L20

    • SEV12.0L20

    • BEV13.0.0 /SEV13.0.0

    なお、以下のバージョンからV15.1.0にバージョンアップした場合は、再起動するまではバージョンアップ前のバージョンで正常に動作します。

    • BEV13.2.0 /SEV13.2.0

    • SEV13.2.1

    • BEV13.3.0 /SEV13.3.0

    • V14.0.0 /V14.0.1/V14.1.0/V14.2.0/V14.3.0/V15.0.0

  6. [ファイル持出しユーティリティアイコンの作成設定]画面が表示されるので、ファイル持出しユーティリティのアイコンの作成の有無を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。インストール処理が開始されます。

    • [[デスクトップ]に作成する]: デスクトップにファイル持出しユーティリティアイコンを作成する場合に選択します。

    • [[送る]メニューに作成する]: [送る]メニューにファイル持出しユーティリティアイコンを作成する場合に選択します。

  7. 処理が正常に完了すると、[インストール完了]画面が表示されます。
    プログラムを使用するには、OSを再起動する必要があります。以下のどちらかを選択し、[完了]ボタンをクリックします。

    • [はい、今すぐコンピュータを再起動します。]

    • [いいえ、後でコンピュータを再起動します。]