新規に帳票のレイアウトを設計する場合などに、データフィールドから新規に項目を作成する方法を説明します。
=操作手順=
データフィールドビューのボタンをクリックして、帳票出力時にデータフィールドの「値」を出力するか、データフィールドの「名前」を出力するかを指定します。
図2.6 「値」を出力する場合と「名前」を出力する場合の指定
注意
データフィールドが値を持たないXBRLの要素の場合(抽象要素またはタプル要素)、データフィールドの値を出力する指定はできません。(フレームを使用する場合を除く)
抽象要素はで表示されます。タプル要素は
で表示されます。
ポイント
データフィールド「日付」の出力は以下のようになります。
例)
「値」を出力する場合 : 「2005-03-31」
「名前」を出力する場合 : 「日付」
帳票出力時にデータフィールドの「名前」を出力する場合、データフィールドビューの表示と同じ言語で出力されます(要素名表示の場合は要素名が出力されます)。
表示されているデータフィールドをドラッグし、編集領域上の配置したい場所へドロップします。ドラッグしたデータフィールドに関連付けられた項目が挿入されます。
図2.7 新規項目の挿入
図2.8 挿入された新規項目
新規項目が挿入されると、「関連付け」タブにも項目が表示されます。「関連付け」タブには項目と関連付けられたデータフィールドがXBRL要素名で表示されます。
注意
CF(制御脚書き)パーティションにはデータフィールドを関連付けた項目を挿入できません。
ポイント
データフィールドの「名前」を出力するように指定した場合はテキスト項目が、「値」を出力するように指定した場合は、XBRL要素のタイプによりテキスト項目(テキスト型要素)または数字項目(数値型要素)が挿入されます。
「関連付け」タブの表示・非表示の切り替えは、[ツール]-[データとの関連付け]を選択します。
項目を追加した場合には、項目名や項目長、項目のその他のプロパティが自動で設定されます。必要に応じて変更してください。
項目に関連付けられている情報は、関連付け情報画面で確認できます。詳細は以下を参照してください。
⇒“2.4.2 関連付けの情報を表示する”