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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

1.4.11 LW_CreatePDFFile(帳票のPDF変換) <Solaris版のみ>

記述形式

int  LW_CreatePDFFile(int       iServerApiHandle,
                      char *    lpSplFilePath,
                      char *    lpPDFDirPath,
                      char *    lpPDFFileName)

機能

保管フォルダにある帳票をSPL形式からPDF形式に変換します。

 PDF変換時の留意事項については“解説書”を、PDF変換の機能については“設計・運用ガイド”を参照してください。

パラメタの説明

iServerApiHandle

サーバAPI識別子を指定します。

lpSplFilePath

PDFに変換するList Works帳票の論理パスを指定します。必ず指定します。

本情報の最終文字にはNULLが設定されている必要があります。

lpPDFDirPath

PDFファイルを格納するフォルダの物理パスを指定します。必ず指定します。

本情報の最終文字にはNULLが設定されている必要があります。

フォルダの物理パスには、実際に存在するパスを指定してください。

lpPDFDirPathおよび、lpPDFFileNameに指定したファイルの物理パスの合計が、256バイトを超えた場合はエラーになります。

lpPDFDirPathおよび、lpPDFFileNameで指定されたファイルと同一のファイルが存在する場合、そのファイルに上書きされます。

lpPDFFileName

生成するPDFファイルの名前を指定します。本情報の最終文字にはNULLが設定されている必要があります。

lpPDFDirPathおよび、lpPDFFileNameに指定したファイルの物理パスの合計が、256バイトを超えた場合はエラーになります。

lpPDFDirPathおよび、lpPDFFileNameで指定されたファイルと同一のファイルが存在する場合、そのファイルに上書きされます。

本情報を省略する場合はNULLを指定します。省略された場合は、lpSplFilePathで指定したList Works帳票のファイル名の拡張子を“.pdf”に変更したファイル名で作成します。

なお、指定したPDFファイルの名前に拡張子“.pdf” が付加されていない場合でも、自動的に拡張子“.pdf”が付加したファイル名で作成します。


復帰値

0

正常終了しました。

-1

異常終了しました。


注意

本APIで生成されたPDFファイルには、フォントはエンベッドされません。このため、環境によってはフォントが正しく表示されないことがあります。


参考

異常終了した場合に以下のサーバ機能APIを実行すると、エラーの詳細を取得することができます。

エラーコードの取得

LW_GetServerApiErrCode(サーバ機能APIエラーコード取得)

LW_GetServerApiErrCodeについては、“1.3.1 LW_GetServerApiErrCode(サーバ機能APIエラーコード取得)”を参照してください。
エラーメッセージの取得

LW_GetServerApiErrMsg(サーバ機能APIエラーメッセージ取得)

LW_GetServerApiErrMsgについては、“1.3.2 LW_GetServerApiErrMsg(サーバ機能APIエラーメッセージ取得)”を参照してください。