Enterprise Manager Database ControlなどのOracleのツールを用いて、表領域を監視します。
参考
保管データベースの表領域は、使用状況に応じて、ハードディスク容量の限界まで自動的に拡張されます。容量が不足しそうな場合は、空き容量が十分ある別のディスク上にデータファイルを追加して表領域の容量を拡張します。また、データファイルが以下のサイズに達しそうな場合は、データファイルを追加し、表領域の容量を拡張します。
ブロック・サイズ (注) | データファイルの最大サイズ |
---|---|
8192 byte | 32 GB |
16384 byte | 64 GB |
注:ブロック・サイズは、保管データベースの作成時に指定したものです。
容量拡張の方法については、“22.2.1 Windows版の場合”を参照してください。
Oracle 11gのEnterprise Manager Database Controlを使用した、容量の確認方法を以下に示します。
Oracleにおける保管データベースの容量監視の方法および容量監視ツールの使用方法の詳細については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。
手順1:Enterprise Manager Database Controlサービスの起動
【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】を選択します。
⇒ 【サービス】ダイアログボックスが表示されます。
Enterprise Manager Database Controlサービスは、「OracleDBConsoleLWDB」です。
サービスの【プロパティ】ダイアログボックスでスタートアップの種類が「手動」または「自動」になっていることを確認します。
プロセスが起動されていない場合は、【開始】をクリックします。
手順2:Enterprise Manager Database Controlにログインする
Webブラウザを起動し、保管データベースの作成時に表示されたURLを指定します。
通常は以下のURLです。
https://ホスト名:1158/em
⇒ 【ログイン】ダイアログボックスが表示されます。
以下の接続情報を指定します。
ユーザ名
「LW」を指定します。
パスワード
「LW」に設定したパスワードを指定します。
接続モード
「Normal」を選択します。
【ログイン】ボタンをクリックします。Enterprise Manager Database Controlに保管データベースのホームページが表示されます。
手順3:表領域の情報を表示
【サーバー】タブ-【記憶域】-【表領域】を選択します。
⇒ 【表領域】ダイアログボックスが表示されます。
「合計割当済サイズ」が、ハードディスク容量の限界に近くなっている場合は、容量を拡張してください。