List Worksでの外字や文字の扱いについて、説明します。
List Worksでは、シフトJISの第一水準および第二水準以外の文字を、外字として扱います。
List Worksで外字を表示・印刷するには、Charset Managerとの連携が必要です。資源管理サーバ(Charset Managerの日本語資源管理機能がインストールされたサーバ)を用意します。
外字には、以下の文字があります。
ベンダ固有文字の扱い
List Worksでは、Windowsのベンダ固有文字を外字として扱うため、以下の場合は、Charset Managerを使用して、文字コード変換表をカスタマイズする必要があります。
フォルダ名または帳票の管理情報(帳票名、作成者、コメントなど)に、ベンダ固有文字を使用する場合
印刷データ内のベンダ固有文字を、文字コードとして使用する場合
作業の流れは、以下のとおりです。
作業手順は、以下を参照してください。 NetCOBOL/MeFt帳票、List Creator帳票の場合:“13.2.4 ベンダ固有文字を扱う場合” 富士通ホスト帳票の場合:“13.3.4 ベンダ固有文字を扱う場合”
印刷データ内のベンダ固有文字を文字コードとして使用する場合は、以下の設定をします。
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックス/【帳票データ転送アダプタ環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブにおいて、「外字の扱い」に「文字コード」を設定します。
各ダイアログボックスについては、“ダイアログボックスリファレンス”を参照してください。
サーバ動作環境ファイルのFONT-TYPEキーワードに、「1」(外字を文字コードとして使用する)を設定します。
サーバ動作環境ファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。
List Worksでの文字コードの流れ
List Worksでの文字コードの流れは、以下のとおりです。
List Works内での文字の扱いは、大きく以下の3つに分類されます。それぞれで文字の扱いが異なるため、外字の扱いも異なります。
フォルダおよび帳票の管理情報
印刷データ内の文字
オーバレイ内の文字
注意
List Worksには、使用できない文字があります。
使用できない文字については、“解説書”を参照してください。