List Worksクライアントの追加、移行および削除について説明します。
注意
バージョンレベルの異なるList Worksクライアントを混在して運用する場合、リスト管理サーバまたは保管フォルダごとに、利用するList Worksクライアントを分けてください。
また、旧バージョンレベルのList Worksクライアントからの接続と、本バージョンレベルのList Worksクライアントからの接続では、操作に機能差があるため、List Worksクライアントを最新バージョンレベルにレベルアップすることを推奨します。
旧バージョンレベルのList Worksとの整合性については、“インストールガイド”を参照してください。
追加するクライアントに対し、List Worksの導入、動作環境の構築をします。
List Worksクライアントの環境設定については、“セットアップガイド”を参照してください。
注意
追加するList Works クライアント(Webクライアントを含む)の数は、同時接続クライアント数を超えないようにしてください。
リストナビを使用する場合、同時接続クライアント数は、リストナビとリストビューアでそれぞれ1クライアントとして数えるため、注意が必要です。Webクライアントの場合、リスト管理サーバに接続しているWebブラウザを1クライアントとして数えます。
同時接続クライアント数は、【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【接続】タブ(Windows版の場合)、またはサーバ動作環境ファイルのMAX-CLIENTキーワード(Solaris版/Linux版の場合)で確認できます。
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスについては、“ダイアログボックスリファレンス”を参照してください。 サーバ動作環境ファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。
必要に応じて、追加するList Worksクライアントが使用する保管フォルダを作成し、アクセス権を設定します。また、利用者を追加します。
保管フォルダの作成および利用者の追加については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
削除するList Works クライアントのマイ コンピュータ配下に、今後も必要な帳票がある場合は、以下の操作で移行します。
移行先のList Worksクライアントを追加します。
List Worksクライアントの追加については、“7.7.4.1 List Worksクライアントの追加”を参照してください。
移行先のList Worksクライアントに、移行先となる保管フォルダを作成します。
なお、移行先となる保管フォルダのアクセス権は、移行元の保管フォルダと同等になるように設定します。
移行元List Worksクライアントの保管フォルダの場所にあるファイルを、移行先List Worksクライアントの保管フォルダの場所にエクスプローラなどを使用して移行します。帳票、記入情報、抜き出し検索情報が移行されます。
移行元List Worksクライアントにおいて、リストナビの【オプション】ダイアログボックスからオーバレイなど、移行に必要なフォルダを調べます。
【ローカル】タブに設定されているオーバレイ格納フォルダ配下の必要なオーバレイ、帳票項目を、エクスプローラなどを利用し、移行先List Works クライアントのオーバレイ格納フォルダに移行します。
【書込不可媒体】タブに書込み不可媒体使用時の記入情報、帳票項目の格納場所を設定していた場合は、そのフォルダも移行します。
移行元のList Worksクライアントを削除します。
List Worksクライアントの削除については、“7.7.4.3 List Worksクライアントの削除”を参照してください。
注意
マイ コンピュータの保管フォルダの構成が変わると、正しく移行できません。同じ構成で移行してください。
List Worksクライアントの削除時には、帳票の運用に変更がない場合は、List Worksクライアントで、以下の作業を行います。
リストナビで、マイ コンピュータの保管フォルダ配下の帳票をすべて削除します。また、帳票の削除が完了したあと、リストナビで、マイ コンピュータのすべての保管フォルダを削除します。
リストナビの【オプション】ダイアログボックスでオーバレイの格納場所フォルダを調べ、その配下のファイル、およびフォルダを、エクスプローラなどを利用し削除します。
List Worksクライアントをアンインストールします。