移行元となる List Worksサーバに登録されている帳票の中に、今後も必要な帳票が存在する場合は、以下の操作で移行します。移行方法は以下のとおりです。
移行先となるList Worksサーバに対し、List Worksの導入、環境構築を行います。
各作業の詳細は、“セットアップガイド”を参照してください。
ポイント
移行先における各ファイルの所有者、グループ、アクセス権は、移行元と同じ設定にしてください。
移行元List Worksサーバにおいて、受信フォルダ、保管フォルダ、オーバレイ、および印刷資源を退避します。退避したデータを、移行先List WorksサーバにFTPなどを使用して転送(移動)します。
各フォルダ、オーバレイ、印刷資源のデータの退避については、“19.1 帳票と資源の退避”を参照してください。
データベースのデータをバックアップして、移行先List Worksサーバで復元します。
保管データベースのデータを退避/復元する方法については、“第22章 保管データベースの容量拡張/再構築”を参照してください。
各フォルダ、オーバレイ、および印刷資源を、移行先の各フォルダ、オーバレイ格納先、印刷資源格納先に格納します。このとき、フォルダの階層構造を変更せずに復元してください。
各フォルダ、オーバレイ、印刷資源のデータの復元については、“19.2 帳票と資源の復元”を参照してください。
List Worksサーバを移行する場合、リスト管理サーバ、List Worksクライアント、および富士通ホストやアプリケーションサーバなど印刷データの送信元では、設定の変更が必要です。
帳票出力元の環境修正
富士通ホスト、アプリケーションサーバなどの帳票出力元が帳票や印刷資源の転送に使用しているJCL、転送用アプリケーションで、帳票出力先となるリスト管理サーバの設定を変更します。
List Worksクライアントの接続先の変更
移行元のリスト管理サーバから、移行先となるリスト管理サーバに、接続先を変更します。
移行元のList Worksサーバの環境を再現するときは
オペレーティングシステムによる認証を利用している場合は、移行先List Worksサーバに、利用者を追加します。
利用者定義文字を使用している場合は、移行先のList Worksサーバにおける各ファイルの所有者、グループ、アクセス権を、移行元のList Worksサーバと同じ設定にして、利用者定義文字を再度転送します。