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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.15.2 PDF帳票のセキュリティ

以下の設定を組み合わせたときに、Webクライアントで表示/保存されるPDF帳票について説明します。

1) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=0」が指定されている場合(保管フォルダには、「帳票の登録時の自動PDF帳票作成」ですでにPDF帳票が生成されている)

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合

保管フォルダに格納されているPDF帳票Aで、PDF表示されます。

PDF帳票Aにパスワードが設定されている場合は、PDF保存しようとすると、エラーになります。

PDF帳票Aにパスワードが設定されていない場合は、「文書を開く」パスワードを付加できます。

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合

保管フォルダに格納されているPDF帳票Aで、PDF表示/保存されます。

保存時にパスワードは付加されません。

2) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=0」が指定されている場合(保管フォルダには、PDF帳票がない)

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合

PDF表示/保存しようとしたときの初回に、サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Aが作成されます。

PDF表示時は、PDF帳票Aが表示されます。

PDF保存時は、PDF帳票Aに「文書を開く」パスワードを付加できます。保管フォルダにあるPDF帳票Aには、パスワードは付加されません。

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合

PDF表示/保存しようとしたときの初回に、サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Aが作成されます。

PDF表示/保存時は、PDF帳票Aが表示されます。保存時にパスワードは付加されません。

3) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=1」が指定されている場合

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合

サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Bが生成され、PDF帳票Aを上書きします。

PDF表示時は、PDF帳票Bが表示されます。

PDF保存時は、PDF帳票Bに「文書を開く」パスワードを付加できます。保管フォルダにあるPDF帳票Bには、パスワードは付加されません。

ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合

サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Bが生成され、PDF帳票Aを上書きします。

PDF表示/保存時は、PDF帳票Bが表示/保存されます。

保存時にパスワードは付加されません。