以下の設定を組み合わせたときに、Webクライアントで表示/保存されるPDF帳票について説明します。
サーバ動作環境ファイルの「PDF-REPLACE」
Web連携のListGateway.propertiesファイルの「everyone.keeplist.pdf.password」
PDF帳票のセキュリティの仕様については、“保管フォルダに格納されるPDFファイル(PDF帳票)の場合”を参照してください。
1) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=0」が指定されている場合(保管フォルダには、「帳票の登録時の自動PDF帳票作成」ですでにPDF帳票が生成されている)
ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合 保管フォルダに格納されているPDF帳票Aで、PDF表示されます。 PDF帳票Aにパスワードが設定されている場合は、PDF保存しようとすると、エラーになります。 PDF帳票Aにパスワードが設定されていない場合は、「文書を開く」パスワードを付加できます。 ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合 保管フォルダに格納されているPDF帳票Aで、PDF表示/保存されます。 保存時にパスワードは付加されません。 |
2) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=0」が指定されている場合(保管フォルダには、PDF帳票がない)
ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合 PDF表示/保存しようとしたときの初回に、サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Aが作成されます。 PDF表示時は、PDF帳票Aが表示されます。 PDF保存時は、PDF帳票Aに「文書を開く」パスワードを付加できます。保管フォルダにあるPDF帳票Aには、パスワードは付加されません。 ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合 PDF表示/保存しようとしたときの初回に、サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Aが作成されます。 PDF表示/保存時は、PDF帳票Aが表示されます。保存時にパスワードは付加されません。 |
3) サーバ動作環境ファイルに「PDF-REPLACE=1」が指定されている場合
ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が1の場合 サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Bが生成され、PDF帳票Aを上書きします。 PDF表示時は、PDF帳票Bが表示されます。 PDF保存時は、PDF帳票Bに「文書を開く」パスワードを付加できます。保管フォルダにあるPDF帳票Bには、パスワードは付加されません。 ListGateway.propertiesファイルで「everyone.keeplist.pdf.password」が0の場合 サーバ動作環境ファイルの設定に従って、PDF帳票Bが生成され、PDF帳票Aを上書きします。 PDF表示/保存時は、PDF帳票Bが表示/保存されます。 保存時にパスワードは付加されません。 |