データ変換の特徴を以下に示します。
CSV形式への変換
複数の帳票を選択して変換すると、1つのCSVファイルに出力されます。
帳票項目をカンマ(x‘2C’)で区切ります。各レコードの最後には、CR(x‘0D’)、LF(x‘0A’)が付加されます。半角カンマ(x‘2C’)または全角カンマ(x‘8143’)を含む項目は、二重引用符(x‘22’)で囲まれます。
Text形式への変換
複数の帳票を選択して変換すると、1つのTextファイルに出力されます。
帳票項目をタブ(x‘09’)で区切ります。各レコードの最後には、CR(x‘0D’)、LF(x‘0A’)が付加されます。
以下の状態から、帳票のデータ形式を変換します。
表示している帳票
表示している帳票の検索結果
検索結果の一覧をデータ変換する操作手順は、“操作ガイド List Worksクライアント編”または“操作ガイド Webクライアント編”を参照してください。
帳票の一覧から選択した帳票
帳票を検索した検索結果の一覧で選択した帳票
なお、データ変換するには、あらかじめ、帳票項目を設定しておく必要があります。
帳票項目の設定については、“6.9 帳票項目の設定”を参照してください。
データ変換時における、空白文字を文字データとして扱う帳票の扱い
項目値の先頭、中間に空白文字が含まれていると、そのとおりに出力されます。
データ変換時における、1つの帳票に複数のオーバレイが定義されている帳票の扱い
表示している帳票をデータ変換する場合は、表示しているページのオーバレイに設定されている帳票項目で変換されます。
一覧から選択した帳票をデータ変換する場合は、1ページ目のオーバレイに設定されている帳票項目で変換されます。
検索結果の一覧をデータ変換する場合は、検索対象となったページのオーバレイに設定されている帳票項目で変換されます。
帳票項目を設定している範囲を確認してください。
データ変換対象の文字、および行を示す横線を完全に含んで帳票項目を設定しているか確認してください。
表計算ソフトなどの動作を考慮したデータ変換はできません。表計算ソフトによっては、文字列、数値、日付などの属性が期待どおりに解釈されない場合があります。
空白データはデータ変換できません。文字が詰まります。
印刷データが重ね打ちされている帳票の場合は、正しくデータ変換されません。
グリッド強制されていない帳票の場合は、正しくデータ変換されません。