以下のコマンドを使用して、保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に設定されているアクセス権を一括して確認、または設定できます。
F5CWACEX.EXEコマンド(Windows版のみ、アクセス権のエクスポート)
F5CWACIM.EXEコマンド(Windows版のみ、アクセス権のインポート)
lvacexptコマンド(Solaris版/Linux版のみ、アクセス権のエクスポート)
lvacimptコマンド(Solaris版/Linux版のみ、アクセス権のインポート)
F5CWACEX.EXEコマンド、F5CWACIM.EXEコマンド、lvacexptコマンド、およびlvacimptコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に設定されているアクセス権を一括して確認する機能です。
保管フォルダ、または保管フォルダ配下の帳票に設定されているアクセス権を、保管フォルダ単位、帳票単位のブロックで、アクセス権データファイルに出力します。
保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に対し、アクセス権を一括して設定する機能です。アクセス権データファイルを読み込み、保管フォルダ、および保管フォルダ配下のアクセス権が追加/更新されます。アクセス権のインポートを行う場合、アクセス権に関する情報を、アクセス権データファイルに記述します。
参考
アクセス権のインポートは、運用中に行わないことを奨励します。運用中に保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票のアクセス権が変更されることで、利用者の操作に支障をきたす場合があります。
すでにアクセス権が設定されている保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に対し、アクセス権が無い状態に変更する場合は、アクセス権データファイルにおいて、保管フォルダ/保管フォルダ配下の帳票の論理パス行のみを記述します。
アクセス権が変更されるのは、アクセス権データファイルに記述がある保管フォルダ/保管フォルダ配下の帳票だけとなります。その他の保管フォルダ/保管フォルダ配下の帳票に対しては、アクセス権は変更されません。
アクセス権データファイルに複数の同一保管フォルダ、または複数の同一保管フォルダ配下の帳票に対し、アクセス権設定の記述があった場合は、後に記述されている設定が有効となります。
インポート処理をキャンセルした場合、キャンセルされる前までのアクセス権は設定された状態となります。