各帳票で使用するオーバレイの管理方法を決定します。オーバレイは新旧の世代別に管理することができます。Windows版リスト管理サーバ、およびList Worksクライアントでは、4096世代まで管理でき、Solaris版リスト管理サーバでは255世代まで管理できます。1つのオーバレイを年度別に管理する場合などに有効です。
通常は、オーバレイの自動管理によって管理されますが、以下の場合は、オーバレイの世代を、リスト管理サーバのコマンドを使用して登録します。
Solaris版において、富士通ホスト帳票を扱う場合
Solaris版/Linux版においてオープン帳票を扱う場合で、サーバ動作環境ファイルで自動的に世代管理を行わない設定をしたとき
上記を満たす場合に、オーバレイの管理設計をします。たとえば、オーバレイ名、世代識別名、バージョンレベルによって管理します。
Solaris版/Linux版でのオーバレイの世代管理例を以下に示します。
帳票 | オーバレイ | |||
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主題 | 副題 | オーバレイ名 | 世代識別名 | バージョンレベル |
A製品売上げ | 2005年用 | FRMA | E10 | V10L10 |
2006年用 | E20 | V10L10 | ||
B製品売上げ | 2005年用 | FRMB | E10 | V10L10 |
2006年用 | E20 | V10L10 | ||
C製品売上げ | 2005年用 | FRMC | E10 | V10L10 |
2006年用 | E20 | V10L10 |