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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.2.8 帳票の印刷

List Worksの帳票を印刷するには、以下の方法があります。

ローカル印刷

List WorksクライアントまたはWebクライアントのオペレーティングシステムに定義されているプリンタに帳票を出力します。List Worksクライアントの場合、リスト管理サーバの保管フォルダの帳票またはマイ コンピュータの保管フォルダの帳票を印刷できます。記入情報も印刷できます。

リモート印刷

印刷フォルダとして設定されているプリンタに、以下の帳票を出力します。

  • 帳票の受信時に印刷フォルダに振り分けられた帳票

  • リスト管理サーバの保管フォルダの帳票(注)

  • リスト管理サーバの印刷フォルダの帳票(Windows版のみ) (注)

    注:List Worksクライアントの機能です。


リモート印刷できる帳票は、プラットフォームにより以下のとおり異なります。

List WorksサーバのOS

帳票種

備考

一般アプリ
帳票

NetCOBOL/MeFt帳票

List Creator帳票

富士通ホスト帳票

Windows版

印刷フォルダの帳票をリモート印刷する場合は、記入情報は印刷できません。

Solaris版

×

×


Solaris 9またはSolaris 10のみ

記入情報は印刷できません。

Linux版

×

○:サポート
×:未サポート
△:条件付きサポート
-:対象外


なお、Windows版の場合は、リモート印刷の状態監視、開始、再開、中断およびページ設定ができます。

注意

  • Solaris版の場合、Solaris 11上ではリモート印刷はできません。

  • Linux版の場合、富士通ホスト帳票をリモート印刷できません。

ポイント

印刷のためのエミュレーション

Linux版では、帳票出力アプリケーションにおける印刷と、印刷フォルダに定義したVSP プリンタにおける印刷(リモート印刷)が、同等の印刷結果になるように印刷します。帳票を、出力元と同等の結果にする方法をエミュレーションといいます。

帳票の種類によって、以下のエミュレーションがあります。

  • FNP エミュレーション

    オープン帳票(List Creator 帳票、NetCOBOL/MeFt 帳票)をVSP プリンタに印刷するために、データ形式を変換する方法です

ページレイアウトの設定

ローカル印刷およびリモート印刷(Windows版)の場合、印刷する帳票にページレイアウトの設定ができます。Solaris版/Linux版の場合、リモート印刷ではページレイアウトの設定はできません。また、Windows版の場合でVSPシリーズのプリンタに富士通ホスト帳票を印刷する場合、ページレイアウトの設定は無効です。

帳票が登録されたときに持つ、印刷に関する情報(印刷属性)に従って印刷することもできます。

 設定できる項目の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。