List Worksの帳票を印刷するには、以下の方法があります。
List WorksクライアントまたはWebクライアントのオペレーティングシステムに定義されているプリンタに帳票を出力します。List Worksクライアントの場合、リスト管理サーバの保管フォルダの帳票またはマイ コンピュータの保管フォルダの帳票を印刷できます。記入情報も印刷できます。
印刷フォルダとして設定されているプリンタに、以下の帳票を出力します。
帳票の受信時に印刷フォルダに振り分けられた帳票
リスト管理サーバの保管フォルダの帳票(注)
リスト管理サーバの印刷フォルダの帳票(Windows版のみ) (注)
注:List Worksクライアントの機能です。
リモート印刷できる帳票は、プラットフォームにより以下のとおり異なります。
List WorksサーバのOS | 帳票種 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|
一般アプリ | NetCOBOL/MeFt帳票 | List Creator帳票 | 富士通ホスト帳票 | ||
Windows版 | ○ | ○ | ○ | ○ | 印刷フォルダの帳票をリモート印刷する場合は、記入情報は印刷できません。 |
Solaris版 | - | × | × | △ | 記入情報は印刷できません。 |
Linux版 | - | ○ | ○ | × |
○:サポート
×:未サポート
△:条件付きサポート
-:対象外
なお、Windows版の場合は、リモート印刷の状態監視、開始、再開、中断およびページ設定ができます。
注意
Solaris版の場合、Solaris 11上ではリモート印刷はできません。
Linux版の場合、富士通ホスト帳票をリモート印刷できません。
ポイント
印刷のためのエミュレーション
Linux版では、帳票出力アプリケーションにおける印刷と、印刷フォルダに定義したVSP プリンタにおける印刷(リモート印刷)が、同等の印刷結果になるように印刷します。帳票を、出力元と同等の結果にする方法をエミュレーションといいます。
帳票の種類によって、以下のエミュレーションがあります。
FNP エミュレーション
オープン帳票(List Creator 帳票、NetCOBOL/MeFt 帳票)をVSP プリンタに印刷するために、データ形式を変換する方法です
ローカル印刷およびリモート印刷(Windows版)の場合、印刷する帳票にページレイアウトの設定ができます。Solaris版/Linux版の場合、リモート印刷ではページレイアウトの設定はできません。また、Windows版の場合でVSPシリーズのプリンタに富士通ホスト帳票を印刷する場合、ページレイアウトの設定は無効です。
帳票が登録されたときに持つ、印刷に関する情報(印刷属性)に従って印刷することもできます。
設定できる項目の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。