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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.7 ログ情報による運用管理

List Works運用中に採取されるログ情報によって、List Worksの運用監視や、異常発生時の調査に利用することができます。

List Works運用中に採取されるログ情報には、以下のものがあります。

List Worksサーバのイベントログ <Windows版のみ>

List Worksサーバのイベントログを採取することにより、以下の状態を確認することができます。

リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴

リスト管理サーバの操作ログ(Windows版)、および実行履歴(Solaris版/Linux版)は、リスト管理サーバで行われたList Worksの操作や処理を記録するログです。List Worksの操作や処理を行うごとにログが記録されます。

印刷データの操作/処理が実行された日時、ログイン名、内容など、利用状況のチェックを行い、エラーが発生した場合は、原因を分析するためにも利用することができます。

オープン帳票登録時のログ

以下の帳票を登録するときにエラーが発生した場合、エラーメッセージの表示、エラー内容を記録したログが採取されます。

Web連携のアクセスログ

Web連携を行う環境において、Web連携(Webゲートウェイサーバ)の開始/終了、リスト管理サーバへのアクセス状況(ログイン/ログアウト)が記録されます。アクセスログは、Web連携の利用状況やシステム負荷などをチェックするために使用することができます。

リスト管理サーバのシステムログ <Solaris版/Linux版のみ>

Solaris版/Linux版では、以下の処理を実行した結果をシステムログに記録します。

List Worksサービスのログ情報

List Works Watch Serviceにより、List Worksサービスの運用状態を監視しています。

本サービスは、List Worksサービスが異常終了で起動に失敗している場合、List Worksサービスを再起動しようとします。この処理が行われた際には、監視結果が記録されます。

仕分けログ

帳票仕分けを利用する運用において、リスト管理サーバにおける仕分け処理の状況が記録されます。

 仕分けログ以外のログ情報の採取方法や参照方法など詳細については、“メッセージ集”を参照してください。
仕分けログの詳細は、“帳票仕分けガイド”を参照してください。

マイコンピュータのファイリングのログ情報

マイコンピュータの装置フォルダへファイリングを行うと、ファイリングの結果としてList Worksクライアントにログが記録されます。

ファイリング中に異常が発生した場合は、原因を分析するためにも利用することができます。