帳票のファイリングは、フォルダに保管してある帳票をCD-R、MOなどの可搬媒体やハードディスクに、まとめて格納する機能です。ファイリングフォルダを利用します。ファイリングは、帳票のバックアップとして利用することもできます。
帳票をファイリングするための運用形態には、以下の2種類があります。
ハードディスクまたはMOへのファイリング
CD-Rへのファイリング
帳票のファイリングに必要な関連製品については、“ソフトウェア説明書”または“インストールガイド”を参照してください。 ファイリングフォルダの作成および帳票のファイリングの操作については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
注意
Linux版では、リスト管理サーバ上の帳票をファイリングすることはできません。
以下の場所に、ファイリングできます。
ファイリング用パソコンのハードディスク、またはMO
List Worksクライアントのハードディスク、またはMO
ファイリング用パソコンのハードディスク、またはMOへのファイリング
リスト管理サーバの帳票は、ファイリング用パソコンのハードディスクまたはMOへファイリングできます。ファイリングするためには、ハードディスク/MO版 リストファイリングサーバを、ファイリング用パソコンにインストールする必要があります。
なお、ファイリングモニタは、ハードディスク/MO版 リストファイリングサーバをインストールすると、自動的にインストールされます。ファイリングモニタを使用してファイリングの状態を監視できます。また、リストナビでも、ファイリングの状態を監視することができます。
ファイリングの状態監視については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
List Worksクライアントのハードディスク、またはMOへのファイリング
リスト管理サーバの帳票、およびList Worksクライアントの帳票は、List WorksクライアントのハードディスクまたはMOへファイリングできます。この場合は、リストナビでファイリングの状態を監視できます。
ファイリングの状態監視については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
リスト管理サーバの帳票は、以下の方法によりCD-Rにファイリングすることができます。
ListWORKS CD-ROM作成オプションによるファイリング
MICARシステムのCD-R連続書込み装置によるファイリング
TEAC社製CD-R装置を使用したCD-Rへのファイリングは互換機能のため、“旧版互換機能説明書”を参照してください。
注意
CD-Rにファイリングするときは、専用のファイリング用パソコンを用意してください。
ファイリング対象のファイル数が多いと、ファイリング処理に要する時間がかかります。
List WorksクライアントのCD-Rへのファイリングはできません。マイ コンピュータの装置フォルダにはCD-Rへの書き込み装置を設定できません。
CD-Rにファイリングするときは、ファイリング対象のデータの上限は630MBとなります。
ListWORKS CD-ROM作成オプションによるファイリング
帳票データを1枚書込みのライタ装置でCD-Rに書き込む(ファイリングする)場合は、ファイリング用パソコンにListWORKS CD-ROM 作成オプションをインストールする必要があります。
帳票データを複数CD-Rドライブへ同時書込みする場合は、MICARシステムのCD-R連続書込み装置を利用します。
MICARシステムを利用する場合は、ファイリングモニタを使用した状態監視を行うことはできません。MICARシステムで監視を行ってください。
注意
初めてMICARシステムを利用してファイリングする場合、MICARシステムの設定を一度、保存してからファイリングを行う必要があります。