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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.6 帳票のファイリング

帳票のファイリングは、フォルダに保管してある帳票をCD-R、MOなどの可搬媒体やハードディスクに、まとめて格納する機能です。ファイリングフォルダを利用します。ファイリングは、帳票のバックアップとして利用することもできます。

帳票をファイリングするための運用形態には、以下の2種類があります。

注意

Linux版では、リスト管理サーバ上の帳票をファイリングすることはできません。

3.1.6.1 ハードディスクまたはMOへのファイリング

以下の場所に、ファイリングできます。

ファイリング用パソコンのハードディスク、またはMOへのファイリング

リスト管理サーバの帳票は、ファイリング用パソコンのハードディスクまたはMOへファイリングできます。ファイリングするためには、ハードディスク/MO版 リストファイリングサーバを、ファイリング用パソコンにインストールする必要があります。

なお、ファイリングモニタは、ハードディスク/MO版 リストファイリングサーバをインストールすると、自動的にインストールされます。ファイリングモニタを使用してファイリングの状態を監視できます。また、リストナビでも、ファイリングの状態を監視することができます。

 ファイリングの状態監視については、“設計・運用ガイド”を参照してください。

List Worksクライアントのハードディスク、またはMOへのファイリング

リスト管理サーバの帳票、およびList Worksクライアントの帳票は、List WorksクライアントのハードディスクまたはMOへファイリングできます。この場合は、リストナビでファイリングの状態を監視できます。

 ファイリングの状態監視については、“設計・運用ガイド”を参照してください。

3.1.6.2 CD-Rへのファイリング

リスト管理サーバの帳票は、以下の方法によりCD-Rにファイリングすることができます。

注意

  • CD-Rにファイリングするときは、専用のファイリング用パソコンを用意してください。

  • ファイリング対象のファイル数が多いと、ファイリング処理に要する時間がかかります。

  • List WorksクライアントのCD-Rへのファイリングはできません。マイ コンピュータの装置フォルダにはCD-Rへの書き込み装置を設定できません。

  • CD-Rにファイリングするときは、ファイリング対象のデータの上限は630MBとなります。

ListWORKS CD-ROM作成オプションによるファイリング

帳票データを1枚書込みのライタ装置でCD-Rに書き込む(ファイリングする)場合は、ファイリング用パソコンにListWORKS CD-ROM 作成オプションをインストールする必要があります。

CD-R連続書込み装置によるファイリング

帳票データを複数CD-Rドライブへ同時書込みする場合は、MICARシステムのCD-R連続書込み装置を利用します。

MICARシステムを利用する場合は、ファイリングモニタを使用した状態監視を行うことはできません。MICARシステムで監視を行ってください。

注意

初めてMICARシステムを利用してファイリングする場合、MICARシステムの設定を一度、保存してからファイリングを行う必要があります。