実行抑止の対象となる順序番号を生成する操作には、RDBコマンドと業務アプリケーションからの順序番号の生成操作があります。
以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。
rdbexecsqlコマンド
rdbunlsqlコマンド
rdbsloaderコマンド
rdbsaloaderコマンド
rdbsuloaderコマンド
rdbuptコマンド
なお、rdbexecsqlコマンドおよびrdbunlsqlコマンドは、“実行抑止の対象となるSQL文”を発行した場合に、実行抑止の対象になります。
また、rdbsloaderコマンド、rdbsaloaderコマンド、rdbsuloaderコマンド、およびrdbuptコマンドの場合には、表の既定値として順序番号を補うような操作を実行した場合に、実行抑止の対象になります。
注意
順序定義に指定した割当順序数指定“CACHE”の値によっては、実行抑止の状態でも、RDBコマンドおよび業務アプリケーションによる順序番号の生成の操作が継続できることがあります。この場合、正系ノードおよび正系ノードでの順序番号の整合性は保証されているため、DBミラーリングシステムの運用には問題ありません。
参照
各RDBコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
順序番号を生成するSQL文を業務アプリケーションより発行した場合に実行抑止の対象になります。
順序番号を生成するSQL文とは、SQL文中に順序のNEXTVALとCURRVALを指定したり、表の既定値として順序番号を補うようなSQL文を示します。
参照
順序番号の生成が可能なSQL文については、“SQLリファレンス”を参照してください。