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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.9 lvcrtsrhコマンド

List Works帳票から、抜き出し検索ファイルを作成するコマンドです。保管フォルダ単位、または帳票単位に抜き出し検索ファイルを作成します。スーパーユーザだけが実行することができます。

注意

  • 本コマンドを実行する場合は、事前に抜き出し検索範囲を定義しておく必要があります。

     抜き出し検索範囲の定義方法については“設計・運用ガイド”を参照してください。
  • 本コマンドの実行結果の詳細は、実行履歴ファイルに出力されます。エラーが発生した場合は、実行履歴ファイルの詳細情報に出力されている詳細コードが0000以外になります。

     実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

形式

lvcrtsrh    -ufile 

オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。


説明

-u

抜き出し検索ファイル作成の対象であるList Works帳票のファイル名または保管フォルダのディレクトリ名を、fileに半角250文字以内(全角125文字以内)の論理パスで指定します。必須項目です。

 保管フォルダの論理パス、保管フォルダ内の帳票の論理パスの指定方法については、“保管フォルダの論理パスについて”を参照してください。

すでに抜き出し検索ファイルが作成されている場合は、抜き出し検索ファイルを再作成するかどうかを確認するメッセージが出力されます。

注意

第一階層の保管フォルダを指定する場合、抜き出し検索ファイル作成対象の保管フォルダに、List Worksの予約語名の保管フォルダ(NFORM-FOLDER-CWXNFORMRCVLWK)を指定しないでください。


復帰値

0

正常

0以外

異常


使用例

総務課用保管フォルダ(/chohyo/soumu/総務課)に登録してあるすべてのList Works帳票から抜き出し検索ファイルを作成します。

# lvcrtsrh -u/chohyo/soumu/総務課