サーバ動作環境ファイル内容一覧を作成するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。サーバ動作環境ファイル内容一覧に出力される文字はEUCコードです。
すでに、同一名のサーバ動作環境ファイル内容一覧のファイルがある場合は、一覧を作成することはできません。該当するサーバ動作環境ファイル内容一覧のファイルを削除、退避などした後、再実行してください。
形式
lvlstenv [-Opath] -Lfile
オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。
空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。
説明
サーバ動作環境ファイル内容一覧の出力先を、pathに239バイト以内の物理パスで指定します。
カレントディレクトリに作成する場合は、省略できます。
サーバ動作環境ファイル内容一覧のファイル名を、fileに16バイト以内で指定します。必須項目です。
復帰値
正常
異常
使用例
サーバ動作環境ファイル内容一覧を、カレントディレクトリにファイル名(envlist)として作成します。
# lvlstenv -Lenvlist
出力例(Enterprise Editionの場合)
### サーバ動作環境ファイル内容一覧表 ### ### 格納ディレクトリ /listworks/listworks ### ←サーバ動作環境ファイルが格納されているディレクトリ バージョンレベル : V104 ←サーバ動作環境ファイルを作成したList Worksのバージョンレベル ファイル長 : 10240 ←サーバ動作環境ファイルのファイル長(単位:バイト) 電子帳票システムディレクトリ : /listworks/listworks データベース接続種別 : DB-KIND :0 データベースRDB名 : DB-RDBNAME :LWDB データベース接続ユーザID : DB-UID :LW データベース接続ホスト名 : DB-HOSTNAME :localhost データベース接続ポート番号 : DB-PORT :2050 データベースJDBCドライバ名 : DB-JDBCDRV :/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar データベースネット・サービス名 : DB-ORA-NETSERV : データベースのパス : DB-HOME :/opt/FSUNrdb2b JAVAのパス : JAVA-HOME :/opt/FJSVlw-sv/tools/fjaps/jdk7 JAVAのヒープ域サイズ : JAVA-HEAP-SIZE :0 同時実行数 : LWSV-MAX-THREAD :128 List Works帳票の 文字の扱い : FONT-TYPE :0 オーバレイ世代管理用 ディレクトリ : CTRL-OVL :/listworks/listworks/lvovlmng オープン帳票の オーバレイ世代管理の扱い : KEEP-OVL-MODE :0 連携情報データの扱い : CTLINF :0 グローバルサーバの 情報の扱い : MFINF :3 ユーザ出口コマンド : UEXIT :0 帳票の振り分け : DISTDEF :1 帳票の登録種別 : SPL-MODE :2 印刷データ圧縮 : COMPR-MODE :0 受信フォルダ格納 ディレクトリ : RCV-FOLDER :/listworks/listworks FCB格納 ディレクトリ : FCB :/usr/lib/FJSVlp/fcbe JEF/AP形式 フォームオーバレイ格納 ディレクトリ : KOL5 :/listworks/listworks/lvovl/kol5 KOL6形式 フォームオーバレイ格納 ディレクトリ : KOL6 :/listworks/listworks/lvovl/kol6 JEF形式 フォームオーバレイ格納 ディレクトリ : OVL :/listworks/listworks/lvovl/kol1 帳票項目・オーバレイ位置 保存ファイル格納 ディレクトリ : OVDFLD :/listworks/listworks/lvovl/ovdfld 帳票業務作業 ディレクトリ : TMP-DIR : 帳票登録処理の実行履歴・ メッセージの扱い : LOGLEVEL :1 業務系処理の実行履歴の扱い : LOGLSV :1 実行履歴ファイル格納 ディレクトリ : TRNLOGF :/listworks/listworks/ListLog.csv 実行履歴ファイルサイズ : TRNLOGS :1 システムログへの出力 : SYSLOG :1 実行履歴ファイルの改ざん検知 : LOG-DETECT-MODE :0 検索時の実行履歴の扱い : FIND_LOGLSV :0 検索条件の実行履歴ファイル格納 ディレクトリ : FIND_TRNLOGF :/listworks/listworks 検索条件の実行履歴ファイルサイズ : FIND_TRNLOGS :10 実行履歴への帳票情報の出力 : LOG-LIST-INFO : 利用者情報の管理先 : USER_MNG :0 同時接続クライアント数 : MAX-CLIENT :128 ポート番号 : LWSV-PORT :9243 高速登録用ポート番号 : LWSV-REG-PORT :9565 内部通信用ポート番号 : LWSV-INT-PORT :31700,31701,31702,31703,31704,31705,31706,31707 入力監視時間 : INTIME :60 クラスタ運用 : CLUSTER :1 メール送信の最大サイズ : LIMITMAIL :0 PDF印刷許可指定 : PDF-PRINT :0 PDF文書変更許可指定 : PDF-MODIFY :0 PDFテキスト/グラフィック 選択許可指定 : PDF-SELECT :0 PDF注釈/フォームフィールド 追加変更許可指定 : PDF-ANNOTATE :0 PDFエンベッド指定 : PDF-EMBED :0 PDFへの帳票のフォント有効化 : PDF-FONTREG :1 WebクライアントPDF表示と 保存時上書き指定 : PDF-REPLACE :1 二次帳票記入許可指定 : NFORM-ITEM :1 サーバプリンタ種別 : PRINTER :1 CD-R用 ポート番号 : CDR-PORT :3000 プロセス数 : LWSV-PROCESS :1 (注1) 標準ファイルシステム用 ポート番号 : MO-PORT :3001 配信連携 削除種別 : DELTYPE :1 (注2) 配信連携 作成OS : OS :0 (注2) 配信連携 文字間隔 : CPI :1 (注2) 配信連携 コード系 : CODE :0 (注2) 配信連携 FCB名 : FCB-NAME :0000 (注2) 配信連携 オーバレイ名 : OVL-NAME : (注2) 配信連携 連続紙の横幅 : LP-WIDTH :1500 (注2) 配信連携 印刷禁止域 : UNPRAREA :0 (注2) 配信連携 用紙サイズ : SHEET :0 (注2) 配信連携 印刷モード : PRMODE :0 (注2) 配信連携 とじしろ幅 : BINDW :0 (注2) 配信連携 とじしろ方向 : BIND :0 (注2) 配信連携 印刷開始原点 : STRLOCAT :0,0 (注2) 配信連携 先頭非表示ページ数 : DEL-TOP :0 (注2) 配信連携 末尾非表示ページ数 : DEL-BOT :0 (注2) 配信連携 抜き出しファイルの作成 : SRH-IDX :0 (注2) 配信連携 登録後印刷プリンタ名 : PRINTOUT : (注2) リスト管理サーバの異常終了時の扱い : LWSV-WATCH :0 帳票一覧への表示 : LIST-MODE :1
注1:
本項目は、Standard Editionでは表示されません。
注2:
情報連携や配信連携定義のための情報が「配信連携」として出力されています。なお、配信連携定義は、旧版互換のための機能です。