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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L40
FUJITSU Software

26.1.6 転送ファイルの扱い

ホスト起動ファイル転送でファイルを転送する場合、コードをどのように扱うかはBDXPC95プロトコルの規定に従って、ホストから端末に指示されます。ホスト起動ファイル転送がコードをどのように扱うかについて説明します。


■コード変換

ホストから端末に対してコード変換を行うことが指示された場合、ホスト起動ファイル転送では以下のコード変換を行います。


●EBCDICコード

半角の英数字・カナコードはホスト起動ファイル転送の設定で指定されているEBCDICコード変換テーブルに従って変換します。(→「26.1.2 設定(一時変更)」「26.2.2 転送設定ファイルの作成方法」参照)


●漢字コード

全角のコードはホスト起動ファイル転送の設定で指定されている漢字コード変換テーブルに従って変換します。(→「26.1.2 設定(一時変更)」「26.2.2 転送設定ファイルの作成方法」参照)


■シフトコードの制御

WSMGR for WebではPCファイルとしてシフトJISコードを取り扱います。ホストではIBM漢字コードを用いています。
IBM漢字コードは、半角の英数字・カナコードと漢字コードを区別するために、通常IBM漢字コードの前後にシフトコード(SO、SI)が入っていますが、シフトJISコードにはシフトコードがないので、その分データサイズは変化します。

ホスト起動ファイル転送ではシフトコードについて、ホストの指示に従い以下のいずれかの制御を行います。


●送信時付加/受信時削除


●制御なし


●空白変換