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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

8.2.2 イベントログにエラーログを出力する場合の準備

イベントログにエラーログを出力する場合に行う準備作業について、説明します。

注意

イベントソース名を登録していない場合、イベントログに出力されるメッセージの内容が不完全になることがあります。

サーバ単位の設定

Mirroring Controllerのコマンドでは、イベントログが“MirroringControlllerOpen”というデフォルトのイベントソース名で出力される場合があるため、事前にこのデフォルトのイベントソース名を登録してください。

例)
デフォルトのイベントソース名で64ビット製品のDLLを登録する例を以下に示します。
> regsvr32 "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\mcevent.dll"

インスタンスごとの設定

イベントログに出力するメッセージをインスタンスごとに識別できるように、ユーザーが命名した任意のイベントソース名に対してメッセージを出力することができます。

例)
イベントソース名を“Mirroring Controller inst1”として64ビット製品のDLLを登録する例を以下に示します。
> regsvr32 /n /i:"Mirroring Controller inst1" "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\mcevent.dll"

インスタンスごとにパラメータの編集が必要です。“A.4 サーバ定義ファイル”を参照して、event_sourceパラメータの設定を行ってください。

マルチバージョンインストールの場合

同じマシン上にSymfoware Serverがすでにインストールされている場合は、レジストリエディタで以下のキーを検索して、登録されているDLLのパスを控えてください。そのあと、デフォルトのイベントソース名で、新たにDLLを登録してください。

ここで控えたDLLのパスは、アンインストール時にデフォルトのイベントソース名を再登録する際に使用します。

MirroringControllerOpen