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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

3.2.2 Symfoware Serverのセットアップに必要な作業

フェイルオーバ運用のためのサービスやアプリケーションなどを、一方のノードでのみフェールオーバー クラスタ管理ツールを使って登録します。

ここでは、以下の操作手順について説明します。

フェイルオーバ運用のためのサービスまたはアプリケーションの作成

Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2のフェールオーバー クラスタ管理ツールの場合、[サービスとアプリケーション]を選択し、操作メニューの[その他のアクション]から[空のサービスまたはアプリケーションの作成]を選択して作成します。作成後、作成した[サービスまたはアプリケーション]を選択し、操作メニューの[名前の変更]を選択して、任意の名前に変更します。

Windows Server(R) 2012、Windows Server(R) 2012 R2のフェールオーバー クラスタ管理ツールの場合、[役割]を選択し、操作メニューの[空の役割の作成]を選択して作成します。作成後、作成した[新しい役割]を選択し、操作メニューの[プロパティ]を選択して、任意の名前に変更します。

ディスクリソースの追加

Symfoware Serverの以下の資源は、共有ディスク上のファイルシステムに配置する必要があります。

作成した[サービスまたはアプリケーション]を選択し、操作メニューの[記憶域の追加]を選択して、ディスクを追加します。データベースクラスタで使用するディスクが複数ある場合は、すべて追加してください。

注意

  • データ格納先用のディレクトリまたはテーブル空間と、バックアップデータ格納先用のディレクトリとは、ファイルシステム破壊などに備えて異なる共有ディスク上に配置してください。

  • データ格納先用のディレクトリとトランザクションログ格納先用のディレクトリは、I/O負荷を分散するために、異なる共有ディスク上に配置することを推奨します。

クライアントアクセスポイントの追加

クライアントアクセスポイントを使用する運用の場合は、クライアントアクセスポイントを追加します。

作成した[サービスまたはアプリケーション]を選択し、操作メニューの[リソースの追加]から[クライアントアクセスポイント]を選択して、クライアントアクセスポイントを追加します。