環境構築コマンドを使用して実行環境を作成する方法について、説明します。
■環境構築コマンド実行前の環境設定
環境構築コマンドを実行する前に、環境変数LANGに以下の値を設定する必要があります。この環境変数の値により、サーバアプリケーションの文字コード系が決定されます。
サーバアプリケーションの文字コード系 | 設定値 |
---|---|
EUC | ja (Solaris 10のみ)(注)、またはja_JP.eucJP |
SJIS | ja_JP.PCK |
UTF-8 | ja_JP.UTF-8 |
注) Solaris 10上でSymfowareを使用する場合、かつサーバアプリケーションの文字コード系にEUCを使用する場合は、"ja"を使用してください。
サーバアプリケーションの文字コード系 | 設定値 |
---|---|
UTF-8 | ja_JP.UTF-8 |
設定不要です。(SJISで設定されます。)
■実行環境の構築
環境構築コマンドを実行して実行環境を作成します。
“11.1 実行環境の設計について”の“環境構築コマンドの実行前に決めておく項目”で決定した定義情報を、環境構築コマンドのオプションに指定して、コマンドを実行してください。
apfwsyncsetupコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwsyncsetup”を参照してください。
apfwsyncsetup -u username |
注意
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザまたは、Interstage運用者だけが実行できます。
本コマンド実行時、InterstageおよびInterstage JMXサービスを起動しておく必要があります。
環境構築コマンド実行時に配備用の定義ファイルが出力されます。
サーバアプリケーションの配備を行う場合、必ず出力された定義ファイルを使用してください。