Symfoware ServerのRDBシステムを作成するために、非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベース環境の資源を見積ります。見積り項目と方法を以下に示します。
なお、資源の見積りは、システム構築シートを使用して“MAX_CONNECT_TCP”の値を算出した後、以下の方法で実施することを推奨します。システム構築シートの使用方法については、“9.4 システム構築シートの入力”を参照してください。
システム構築シートはMicrosoft Excel用ファイルの形式で、マニュアルパッケージのmanual\ApplicationServer\tuning\INTS-BAS-SystemSetupSheet.xlsとして提供しています。
見積り項目 | 見積り方法 |
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IPCパラメタ | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
RDB構成パラメタ | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
システム用の動作環境ファイルのパラメタ | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
テンポラリログファイル | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
RDBディクショナリ | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
アーカイブログファイル(注9) | パラメタについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“データベースの設定(Symfoware/RDBを使う場合)”を参照してください。 |
ログ管理ファイル | この資源を配置する専用のローデバイスが必要です。以下にローデバイスの条件を示します。 |
データベーススペース(フロー定義DB用) (注9) | この資源を配置する専用のローデバイスが必要です。以下にローデバイスの条件を示します。 |
データベーススペース(メッセージトラッキングDB用) (注9) | この資源を配置する専用のローデバイスが必要です。以下にローデバイスの条件を示します。 |
データベーススペース(メッセージ格納DBのシステム固有部) (注9) | この資源を配置する専用のローデバイスが必要です。以下にローデバイスの条件を示します。 |
データベーススペース(メッセージ格納DBのユーザ指定部) (注9) | この資源を配置する専用のローデバイスが必要です。以下にローデバイスの条件を示します。 |
注1) ローデバイスを使用する場合です。
注2) テンポラリログファイルのログインデックス域は、ログ管理ファイルと同じローデバイスに作成することができます。
注3) テンポラリログファイルのAIログ域とBIログ域は、ログインデックス域と同じローデバイスに作成することができます。
注4) メッセージトラッキング機能を使用する場合に作成します。
注5) メッセージとDBの整合性保証機能を使用する場合に作成します。
注6) すでにメッセージ格納DBのシステム固有部が作成済みの場合は0です。別途、ローデバイスを作成する必要はありません。
注7) 業務用データベースで使用しているローデバイスは使用できません。メッセージ格納DB用にローデバイスを作成してください。
注8) 負荷分散構成を行わない場合の値です。負荷分散構成を行う場合は、“第20章 負荷分散構成の環境作成”を参照してください。
注9) アーカイブログファイルおよびデータベーススペースで使用するローデバイスは、異なるディスク上に作成してください。同じディスク上に作成した場合に媒体破壊が発生すると、データベースをリカバリすることができなくなります。
使用可能なログファイルの配置構成を以下に示します。
例
スライス0にログ管理ファイル、およびテンポラリログファイルを作成します。
パーティションにログ管理ファイル、およびテンポラリログファイルを作成します。
見積り式の詳細は、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”を参照してください。