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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

8.3.29 Systemwalkerコンソールから監視ポリシーの配付を行うと、資源配付のあて先サーバとして自動定義されてしまう。または、資源配付の[00202]エラーメッセージがシステムログに出力される

エラーメッセージ

drms: エラー: [00202] 受信処理でエラーが発生しました.エラーコード(EERR),詳細情報(4,invdrms)」
drms: エラー: [00202] 受信処理でエラーが発生しました.エラーコード(ENOENT),詳細情報(Nodename is not defined(xxx.xxx.xxx.xxx)).

対象バージョンレベル

対処1

エラーメッセージは出力されず、監視ポリシーの配付先サーバが、資源配付のあて先システムとして自動定義されてしまう場合の対処です。

確認ポイント

原因

V13.3.0より、Systemwalkerコンソールから監視ポリシーを配付したタイミングで、対象サーバに対して、インベントリ情報の自動収集を行う仕様になったことが原因です。

Systemwalkerコンソールはノード定義の代表IPに対して、内部でdrmspullコマンドを実行しており、対象サーバをあて先システムとして自動定義し、インベントリ情報を収集します。

対処方法

インベントリ情報の自動収集を行うための動作であり、対処は不要です。

備考

インベントリ情報の自動収集を行わないようにする場合は、以下の対処を実施してください。

対処2

監視ポリシー配付時に、資源配付の[00202]エラーメッセージが、システムログ(Windows系:イベントログ(アプリケーション)、UNIX系:syslog)に出力されてしまう場合の対処です。

確認ポイント

原因

V13.3.0より、Systemwalkerコンソールから監視ポリシーを配付したタイミングで、対象サーバに対して、インベントリ情報の自動収集を行う仕様になったことが原因です。

Systemwalkerコンソールのノード定義の代表IPに対して、内部でdrmspullコマンドを実行しますが、対象サーバが複数のLAN(IPアドレス)を実装している場合、代表IPと異なるIPアドレスでインベントリ情報が通知される場合があります。このとき、資源配付は定義されていないサーバからのインベントリ情報通知と判断し、[00202]エラーメッセージを出力して、通知されたインベントリ情報を破棄します。

対処方法

部門管理/業務サーバから通知されたインベントリ情報が表示できない”に記載の対処方法を実施して、代表IPに指定したIPアドレスでインベントリ情報の通知が行われるようにしてください。

備考

インベントリ情報の自動収集を行わないようにする場合は、対処1の“備考”に記載の対処方法を実施してください。