ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

8.3.20 インベントリ収集中に運用管理サーバでのCPU負荷が高い

資源配付運用中に、CMIMPDB.exe および drmsDB.exeの動作により CPU負荷が高くなっており、資源配付の動作に時間を要する。また、CMIMPDB.exe は複数個動作している。

原因

CMIMPDB.exe はインベントリ管理の処理モジュールで、配下サーバからインベントリ情報が通知された際、drmsDB.exeから起動され、インベントリDBに情報を登録する処理を行います。

本現象では、複数の中継サーバからインベントリ情報が同時に通知されたため、インベントリ情報のDBへの登録処理でシステムに負荷がかかっており、そのタイミングで資源の配付操作を行ったために、処理が遅くなっています。

確認ポイント

各中継サーバのスケジュール情報ファイルで設定しているインベントリ情報の通知スケジュールが、集中していませんか。

対処方法

各中継サーバのスケジュール情報ファイルで設定している、インベントリ情報の通知スケジュールを調整することで、インベントリDBへの情報登録の処理(CMIMPDB.exeおよびdrmsDB.exe)を分散してください。