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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

8.3.19 drmspullコマンドによるインベントリ情報収集において運用管理サーバでのCPU負荷が高くなる

drmspullコマンドによるインベントリ情報収集において、drmspullコマンドを複数同時に実行していない場合でも、CMIMPDB.exe および drmsDB.exeが複数動作しておりCPU負荷が高くなる。

原因

複数の部門管理サーバ/業務サーバに対して drmspullコマンドによりインベントリ情報を収集する運用において、drmspullコマンドの実行を間隔を置かずに実施(ある部門管理サーバに対するdrmspullコマンドの実行が完了すると次の部門管理サーバに対してdrmspullコマンドを実行)した場合、CMIMPDB.exe および drmsDB.exe が複数動作する場合があります。

drmspullコマンドで収集されたインベントリ情報は、コマンド終了後にインベントリDBへの書き込みを行なうため、drmspullコマンドを連続して実行するとインベントリDBへの書き込み処理(cmimpdb.exe)が多重に実行される場合があります。

確認ポイント

drmspullコマンドの実行スケジュールが、間隔をおかずに実行されていませんか。

対処方法

drmspullコマンドを連続して実行する場合は、コマンド実行後のインベントリDBへの書き込み時間(通知レコード数がDRMS管理ファイルに反映される時間と通知先でのservnumで待たされる時間)を考慮して、drmspullコマンドの実行間隔を調整してください。

または、DRMS編集ファイルで"dbimport = NO"を指定することで、drmspullコマンド実行後のインベントリDBへの書き込み処理をスキップすることができます。この運用の場合、インベントリ情報を採取する必要がある時、drmscsvコマンド実行により、インベントリDBへの情報登録を実施してください。