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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery トラブルシューティングガイド資源配付編
FUJITSU Software

4.5.18 [資源配付]ウィンドウを使わずにクライアントポリシーを生成した場合、クライアントにポリシーを正常に配付できないことがある

以下の条件下で資源配付クライアントにクライアントポリシーを配付すると、クライアントに正常に適用されません。

【運用状態】

  1. サーバ・クライアント共通で業務(INITJOB)を作成する。

    ※配付資源がサーバ・クライアント共通のため、業務を一本化。

  2. 配下に資源グループ(#DEF#POLICY SERVER)を作成する。

  3. 資源グループ配下に資源(GEN00000)を作成する。

  4. ここで、メンテナンス版数(RMS00000)を作成し資源配付を実施する。

    ※サーバ・クライアントのポリシーを配付。

対象バージョンレベル

原因

“#DEF#POLICY SERVER”はサーバ用のポリシー資源です。このポリシー資源がサーバ・クライアント共通資源として定義されていると、サーバについてはメンテナンス版数を適用することができますが、クライアントについては受信だけが可能となります。

コマンドでポリシー資源を定義した場合、以下の操作をするとサーバ・クライアント共通資源として登録されます。

drmsdfn -a job -j INITJOB -g #DEF#POLICY -v SERVER

対処方法

“#DEF#POLICY SERVER”のポリシー資源をサーバ用資源として再定義し、メンテナンス版数の登録・配付を行ってください。

備考

本トラブル事例は、サーバ上で[資源配付]ウィンドウを使用している場合は発生しませんが、コマンドラインで独自にポリシーを作成している場合に発生する可能性があります。
ポリシー資源の業務定義をコマンドで行う場合は、サーバ用ポリシーおよびクライアント用ポリシーの定義は、それぞれ以下のコマンドで行ってください。