個別メンテナンス版数をクライアントにダウンロードすると、適用されるはずのファイルの一部が置き換わらないことがあります。
【メンテナンス版数の資源構成例】
個別メンテナンス版数名: MAIN
メンテナンス版数の世代: RMSXXXXX
資源グループ名: MAIN
資源の世代: HXXXXXX(XXXXXXは年月日)
適用対象のファイル名: A.EXE、B.EXE、C.EXE
上記のうち、適用されていなかったファイル: B.EXE
対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
確認ポイント
適用先ディレクトリのファイルが最新のものに置き換わったあと、人為的に古いものと入れ替えていませんか
運用管理サーバ上での資源登録時に、適用ファイルを間違って古いものを登録していませんか
クライアントに資源を配付した後、配付された資源を適用先にコピーするバッチファイルを後バッチで実行している場合に、コピーだけが失敗していませんか
複写すべきファイルがダウンロードのタイミングで他のアプリケーションで使用中になっていませんか
クライアントでは、資源を受信したあと、受信した資源が適用先ディレクトリに展開され、入出力エラーなどの異常が発生せずに展開が完了した時点で、資源が“適用完了”したと認識します。
対処方法
確認ポイントに示す項目に該当するものがないか確認してください。該当するものがある場合は、それぞれの誤り要因を取り除いた後、再度、資源配付の操作を行ってください。