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Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書
FUJITSU Software

2.10.2 Pull方式での通信

インターネット環境などで、ManagerとAgent(Proxy Managerを含む)間の通信が制限される場合は、上図に示すように、Push方式の代わりにPull方式に変更することができます。

Pull方式で通信する場合は、以下のいずれかの方法で、Agent(Proxy Manager含む)側にHTTP環境が必要になります。

注意

  • Managerの二階層運用を実施している場合は、Push方式での通信です。

  • Pull方式での通信では、Manager駆動による定期的な通信(約10分間隔)になるため、サマリ画面に情報が表示されるまでに、最大で20分程度かかることがあります。

  • V11/V12 Agent - V13以降のManagerでPull通信を使用してデータを送る場合は間にV13以降のProxy Managerを設置することにより、通信可能となります。中継Proxy Managerの詳細は「2.2 Proxy Managerによる中継モデル」を参照してください。

  • V13以降のAgent - V11/V12 Manager間でPull通信を使用しての接続はできません。

参照

  • Pull型通信の詳細については、導入手引書「Pull型通信設定」を参照してください。

  • 通信環境の詳細については、導入手引書「通信環境のセットアップ」を参照してください。

  • ポリシー配付については、使用手引書「ポリシー配付」を参照してください。