通常は、上図に示すとおりの通信になります。矢印の向きは、通信の方向を表しています。
Agent(Proxy Managerを含む)とManager間
独自プロトコル(ポート番号2344)による通信です。AgentがManagerに向けて、データをPushする形です。
運用管理クライアントとManager間
独自プロトコル(ポート番号2344および2345)による通信です。
2344ポートは、管理コンソールの定義情報をManagerに格納するための通信です。
2345ポートは、Managerに格納されているデータを、表示用に取り出すための通信です。
コンソールと運用管理クライアント間
HTTPによる通信です。運用管理クライアントで生成された表示データが、HTTPでダウンロードされます。
ポイント
Managerの二階層運用を実施する場合(Enterprise Managerを導入する場合)、Enterprise Managerとの間の通信方式は、以下のとおりです。Agent(Proxy Managerを含む)とManager間、運用管理クライアントとManager間、コンソールと運用管理クライアント間の通信方式については、上記と同じです。
ManagerとEnterprise Manager間
独自プロトコル(ポート番号2344)による通信です。ManagerがEnterprise Managerに向けて、データをPushする形です。
運用管理クライアント、Enterprise ManagerおよびManager間
独自プロトコル(ポート番号2344および2345)による通信です。
2344ポートは、管理コンソールの定義情報をManagerに格納するための通信です。
2345ポートは、Managerに格納されているデータを、表示用に取り出すための通信です。
参照
Push型通信では、通信相手を制限することができます。詳細については、導入手引書「セキュア通信」を参照してください。