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Interstage AR Processing Server V1.1 リファレンスガイド
FUJITSU Software

3.2.4.1 deployサブコマンド

形式:

arsvadmin deploy

[--contextroot context_root] [--name component_name] [--libraries jar_file[,jar_file]...] filepath

機能説明
ユーザが作成したWebアプリケーション(.war)の配備モジュールを配備します。
オプション

オプション名

省略

説明

--contextroot context_root

コンテキストルートとしてcontext_rootの値を指定します。

context_rootはオペランドです。

省略時は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

--name component_name

アプリケーション名としてcomponent_nameの値を指定します。

component_nameはオペランドです。

省略値は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

但し、arsvdm,arsvfdm,arsvdmcと同名のアプリケーションは配備できません。

--libraries jar_file[,jar_file]...

アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

filepath

不可

配備対象ファイルを絶対パスで指定します。

戻り値
0:正常終了
1:異常終了
使用例:
> %インストールディレクトリ%\bin\arsvadmin deploy
				C:\sample.war
出力:

コマンドの実行結果が標準出力に出力されます。

出力例を以下に示します。

Command deploy executed successfully.

注意

オプション--libraries指定時における注意事項
  • ライブラリ(JARファイル)は、存在するファイルを指定してください。
  • ライブラリへのパスに空白文字が含まれる場合は、“”でくくって下さい。
  • ライブラリは、パス構成要素にカンマを含まない場所へ格納してください。カンマを含んだ場合、パスの区切りとして取り扱われ配備に失敗する場合があります。
アプリケーションのファイル名の注意事項
オプション--name指定時における注意事項は以下の通りです。
  • アプリケーション名に50文字以内で、以下の文字を指定してください。
    • 英数字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘;’)
    • 先頭には、英数字または‘_’を指定可
  • アプリケーション名は、--nameオプション指定時はcomponent_nameの指定値、未指定時は拡張子抜きの配備対象ファイル名です。
複数操作実行時の注意事項
配備・配備解除操作は複数同時に実行することができません。配備・配備解除操作が復帰しないうちに新たな配備・配備解除操作を投入した場合、後から投入した操作が、先に動作していた操作の完了を待機します。