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Interstage AR Processing Server V1.1 リファレンスガイド
FUJITSU Software

3.2 arsvadmin

名前:

%インストールディレクトリ%\bin\arsvadmin

機能説明:

実行サーバが管理するWebコンテナやデータベースサービスの運用を操作します。

形式:

arsvadmin サブコマンド [サブコマンドのオプション] [オペランド]

サブコマンド:

サブコマンドには、実行する操作を指定します。

サブコマンドの詳細については、「3.2.1 arsvadminコマンドのサブコマンド一覧」を参照してください。

サブコマンドのオプション:

サブコマンドのオプションは、「--configfile」のようにキーワードの先頭にハイフンを2つ付加した形式です。

値の指定方法

値の指定方法について以下に説明します。

オプション種別

値の指定方法

使用例

文字列・数値を指定するオプション

オプションと値の間を空白で区切って指定します。

--name componentName

複数オプションの指定

複数のオプションを同時に指定したい場合は、空白で区切って指定します。同じオプションが複数指定された場合は、エラーになります。

オペランド:

オペランドはコマンドの引数の最後尾に指定する文字列であり、操作対象の名前などを指定する時に使用します。

実行権限:

OSの管理者権限が必要です。

ログ出力:

コマンドの進行状況はログに出力されます。

ログの出力形式は以下のとおりです。

[MM/dd/yyyy_HH:mm:ss.sss] FSP_製品識別名_コンポーネント名: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文

※上記で「FSP_製品識別名_コンポーネント名」は固定文字列「FSP_INTS-AR/SV_ADCMD」と出力されます。

出力例を示します。

[01/26/2013_15:16:51:200] FSP_INTS-AR/SV_ADCMD: INFO: 10120: JavaEE Server stop successfully.

出力ログファイル名:%インストールディレクトリ%\logs\arsvcmd.log.X

注意

  • arsvadminコマンドの競合操作は行わないでください。
  • arsvadminコマンドが正常終了しない場合がありますので、以下の操作は行わないでください。
    • arsvadminコマンド実行中のCtrl+Cによる強制終了
    • arsvadminコマンド実行中のリストアコマンド実行