Interstage AR Processing Serverでは、クライアントオーサリングやサーバオーサリングによるAR重畳表示定義の新規作成・編集・削除はAR重畳表示定義ごとにアップロードされます。そのため、シナリオやシーンに大量のAR重畳表示定義を紐付けている場合でも、アップロードにかかる時間を最低限に抑えることができます。
例
図 1.3 作業者が削除したAR重畳表示定義について別の作業者が変更を加えなかった場合
- 作業者Aと作業者BがAR実行サーバより同一のシーンを同時にダウンロードします。
- 作業者AがAR重畳表示定義を削除した場合、AR実行サーバには削除した情報がアップロードされます。
- 作業者Bが別のAR重畳表示定義を更新した場合、AR実行サーバには更新したAR重畳表示定義の情報のみがアップロードされます。
図 1.4 作業者が削除したAR重畳表示定義に対し別の作業者が変更した場合
- 作業者Aと作業者BがAR実行サーバより同一のシーンを同時にダウンロードします。
- 作業者AがAR重畳表示定義を削除した場合、AR実行サーバには削除した情報がアップロードされます。
- 作業者BがAR重畳表示定義を更新した場合、AR実行サーバには更新したAR重畳表示定義の情報がアップロードされます。既にAR実行サーバに元のAR重畳表示定義が存在しない場合、更新したAR重畳表示定義について新規追加を行います。