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Symfoware Server V12.1.x Mirroring Controllerコマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.18 rdbbcrlm

名前

rdbbcrlm -- RLMの作成

形式

rdbbcrlm -G -p RLP名
         -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
         -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
         -t  REC 
         -o dcu
         -m { origin | duplicate }
         [ -g ロググループ名 ]

機能説明

自ノードの送信用RLMと受信用RLMを作成します。

オプション

-G

RLMの作成を行います。

-p RLP名

RLMの作成を行うRLP名を指定します。

-WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名

自側送信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は、「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。

-WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名

自側受信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。

-TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名

相手側送信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。

-TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名

相手側受信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。

-t REC

RERUNログの転送方法が、ストレージのリモートコピー機能によるデータ転送であることを指定します。

-o dcu

Mirroring ControllerのDCU用RLPの作成を行う場合に指定します。

-m origin

RLP種別として、複写元RLPの作成を行う場合に指定します。

-m duplicate

RLP種別として、複写先RLPの作成を行う場合に指定します。

-g ロググループ名

RLMの作成を行うRLPが属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。

使用例

rlp001にRLMを作成します。
RLMの作成を行うRLPが属するロググループ名はloggrp1とします。

SolarisSolarisの場合

RLMの作成先は、以下とします。

  • 自側送信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s4、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm

  • 自側受信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s3、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm

  • 相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm

  • 相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm

    rdbbcrlm -G -p rlp001
             -WS /dev/rdsk/c1t16d10s4,/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm
             -WR /dev/rdsk/c1t16d10s3,/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm
             -TS /dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm
             -TR /dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm
             -t REC
             -o dcu
             -m origin
             -g loggrp1
LinuxLinuxの場合

RLMの作成先は、以下とします。

  • 自側送信用:ローデバイス名は/dev_symfomc/raw1、ブロックデバイス名は/dev/blockdev1@SRC-SV

  • 自側受信用:ローデバイス名は/dev_symfomc/raw2、ブロックデバイス名は/dev/blockdev2@SRC-SV

  • 相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/blockdev3@TARG-SV

  • 相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/blockdev4@TARG-SV

    rdbbcrlm -G -p rlp001
             -WS /dev_symfomc/raw1,/dev/blockdev1@SRC-SV
             -WR /dev_symfomc/raw2,/dev/blockdev2@SRC-SV
             -TS /dev/blockdev3@TARG-SV
             -TR /dev/blockdev4@TARG-SV
             -t REC
             -o dcu
             -m origin
             -g loggrp1

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
0以外:異常終了

注意