名前
rdbbcrlm -- RLMの作成
形式
rdbbcrlm -G -p RLP名 -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名 -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名 -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名 -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名 -t REC -o dcu -m { origin | duplicate } [ -g ロググループ名 ]
機能説明
自ノードの送信用RLMと受信用RLMを作成します。
オプション
RLMの作成を行います。
RLMの作成を行うRLP名を指定します。
自側送信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は、「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
自側受信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
相手側送信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
相手側受信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
RERUNログの転送方法が、ストレージのリモートコピー機能によるデータ転送であることを指定します。
Mirroring ControllerのDCU用RLPの作成を行う場合に指定します。
RLP種別として、複写元RLPの作成を行う場合に指定します。
RLP種別として、複写先RLPの作成を行う場合に指定します。
RLMの作成を行うRLPが属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。
使用例
rlp001にRLMを作成します。
RLMの作成を行うRLPが属するロググループ名はloggrp1とします。
RLMの作成先は、以下とします。
自側送信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s4、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm
自側受信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s3、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm
相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm
相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm
rdbbcrlm -G -p rlp001 -WS /dev/rdsk/c1t16d10s4,/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm -WR /dev/rdsk/c1t16d10s3,/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm -TS /dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm -TR /dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm -t REC -o dcu -m origin -g loggrp1
RLMの作成先は、以下とします。
自側送信用:ローデバイス名は/dev_symfomc/raw1、ブロックデバイス名は/dev/blockdev1@SRC-SV
自側受信用:ローデバイス名は/dev_symfomc/raw2、ブロックデバイス名は/dev/blockdev2@SRC-SV
相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/blockdev3@TARG-SV
相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/blockdev4@TARG-SV
rdbbcrlm -G -p rlp001 -WS /dev_symfomc/raw1,/dev/blockdev1@SRC-SV -WR /dev_symfomc/raw2,/dev/blockdev2@SRC-SV -TS /dev/blockdev3@TARG-SV -TR /dev/blockdev4@TARG-SV -t REC -o dcu -m origin -g loggrp1
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
本コマンドは、モニタデーモンの起動状態に関係なく実行可能です。
Symfoware Serverの起動状態による本コマンドの実行可否については、“A.1 Symfoware Serverの起動状態ごとの動作一覧”を参照してください。
DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については、“A.2 DBミラーリングサービスの状態ごとの動作一覧”を参照してください。