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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

5.3.1 Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定

Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定について、プラットフォームごとに説明します。

JDBC ドライバは3種類用意されています。

JDBC2.X対応ドライバモジュールは、fjsymjdbc2.jar となります。

JDBC3.X対応ドライバモジュールは、fjsymjdbc3.jar となります。

JDBC4.X対応ドライバモジュールは、fjsymjdbc4.jar となります。

以下の文中で<JDBCドライバモジュール>で示される部分には、使用するJDKの環境に合わせて適切なJDBCドライバを設定してください。

JDBCドライバとJDKとの組合せについては、“1.4 JDKとの組合せ”を参照してください。

WindowsWindows(R)の場合

Interstage Application Serverでは、Interstage Application Serverのシステム全体の設定と、ワークユニット単位の設定の、2種類の設定方法が選択できます。

ここでは、ワークユニット単位での設定を例に説明します。

参照

詳細は“Interstage 管理コンソールヘルプ”を参照してください。

クラスパスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[環境設定]にある[J2EEプロパティ]のクラスパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>\JDBC\fjjdbc\lib\<JDBCドライバモジュール>

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDBCドライバモジュール>:

使用するJDKの環境に合ったJDBCドライバモジュール

パスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[ワークユニット]にある[ワークユニット名]のなかの[環境設定タブ画面]にある[ワークユニット設定]のパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>\JDBC\fjjdbc\bin
<win-system>\ESQL\BIN

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<win-system>:

Windows(R)システムディレクトリ

設定例
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

パス C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\bin C:\WINNT\ESQL\BIN
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
C:¥SFWCLNT¥JDBC¥fjjdbc¥lib¥fjsymjdbc3.jar

パス
C:¥SFWCLNT¥JDBC¥fjjdbc\bin
C:\WINNT\ESQL\BIN
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc4.jar

パス
C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\bin
C:\WINNT\ESQL\BIN
環境変数CLASSPATHの設定

インストール時に、環境変数CLASSPATHの先頭に<install-dir>\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc4.jarが自動で追加されます。

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

設定例
set CLASSPATH=C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc4.jar;%CLASSPATH%

注意

アップグレードインストール時に9.x以前の環境で使用していたアプリケーションをそのまま使用する場合は、JDBC2.X対応ドライバを利用する場合の環境変数を設定する必要があります。

設定例
set CLASSPATH=C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar;%CLASSPATH%

また、JDBC3.X対応ドライバを利用する場合は、下記のとおり環境変数を設定する必要があります。

設定例
set CLASSPATH=C:¥SFWCLNT¥JDBC¥fjjdbc¥lib¥fjsymjdbc3.jar;%CLASSPATH%
環境変数PATHの設定

インストール時に、環境変数PATHの先頭に<install-dir>\JDBC\fjjdbc\binが自動で追加されます。

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ


symjddefdsコマンドを使用する場合、環境変数PATHに、JDKの設定が必要です。

使用するJDBCドライバに対応したJDKの設定を行ってください。

JDBCドライバとJDKとの組合せについては、“1.4 JDKとの組合せ”を参照してください。

【記述形式】

<Interstage-install-dir>\JDK14\bin

<Interstage-install-dir>:

Interstage Application Serverインストール先ディレクトリ

設定例
set PATH=C:\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\bin;%PATH%
set PATH=C:\Interstage\JDK14\bin;%PATH%

SolarisSolarisの場合

Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定について説明します。

参照

詳細は“Interstage 管理コンソールヘルプ”を参照してください。

クラスパスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[環境設定]にある[J2EEプロパティ]のクラスパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/<JDBCドライバモジュール>

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDBCドライバモジュール>:

使用するJDKの環境に合ったJDBCドライバモジュール

ライブラリパスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[ワークユニット]にある[ワークユニット名]のなかの[環境設定タブ画面]の[ワークユニット設定]のライブラリパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
<RDB-install-dir>/FSUNrdb2b/lib

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<RDB-install-dir>:

FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ

設定例
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FSUNrdb2b/lib
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FSUNrdb2b/lib
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FSUNrdb2b/lib
環境変数LD_LIBRARY_PATHまたはLD_LIBRARY_PATH_64の設定

Interstage JMXサービス起動前に、環境変数LD_LIBRARY_PATHに以下を設定してください。

【記述形式】

LD_LIBRARY_PATH=<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
LD_LIBRARY_PATH=<RDB-install-dir>/FSUNrdb2b/lib

また、環境変数LD_LIBRARY_PATH_64を設定する運用の場合は、以下を設定してください。

【記述形式】

LD_LIBRARY_PATH_64=<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
LD_LIBRARY_PATH_64=<RDB-install-dir>/FSUNrdb2b/lib

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<RDB-install-dir>:

FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ

LD_LIBRARY_PATHおよびLD_LIBRARY_PATH_64の両方の環境変数を設定し、64ビットのアプリケーションを実行する場合、LD_LIBRARY_PATHに設定した値は有効になりません。

設定例
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH}
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
環境変数CLASSPATHの設定

symjddefdsコマンドを使用する場合、環境変数CLASSPATHに以下を設定してください。

【記述形式】

CLASSPATH=<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/<JDBCドライバモジュール>

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDBCドライバモジュール>:

使用するJDKの環境に合ったJDBCドライバモジュール

設定例
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar:${CLASSPATH}
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar:${CLASSPATH}
PATHの設定

symjddefdsコマンドを使用する場合、JDKの設定が必要です。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
<JDK-install-dir>/FJSVawjbk/jdk14/bin

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDK-install-dir>:

FJSVawjbkパッケージインストール先ディレクトリ
32ビットで実行するアプリケーションの場合、32ビットのJVMのインストール先を設定してください。また、64ビットで実行するアプリケーションの場合、64ビットのJVMのインストール先を設定してください。

設定例
% setenv PATH /opt/FJSVawjbk/jdk14/bin:${PATH}
% setenv PATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:${PATH}

LinuxLinuxの場合

Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定について説明します。

参照

詳細は“Interstage 管理コンソールヘルプ”を参照してください。

クラスパスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[環境設定]にある[J2EEプロパティ]のクラスパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/<JDBCドライバモジュール>

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDBCドライバモジュール>:

使用するJDKの環境に合ったJDBCドライバモジュール

ライブラリパスの設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[ワークユニット]にある[ワークユニット名]のなかの[環境設定タブ画面]の[ワークユニット設定]のライブラリパスに、以下の設定をしてください。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
<RDB-install-dir>/FJSVrdb2b/lib

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリを指定します。

<RDB-install-dir>:

FJSVrdb2bインストール先ディレクトリを指定します。

設定例
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FJSVrdb2b/lib
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FJSVrdb2b/lib
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
クラスパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar

ライブラリパス
/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
/opt/FJSVrdb2b/lib
環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定

Interstage JMXサービス起動前に、環境変数LD_LIBRARY_PATHに以下を設定してください。

【記述形式】

LD_LIBRARY_PATH=<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
LD_LIBRARY_PATH=<RDB-install-dir>/FJSVrdb2b/lib

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<RDB-install-dir>:

FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ

設定例
TCシェルの場合
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH}
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
bashの場合
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$LD_LIBRARY_PATH; export LD_LIBRARY_PATH
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH; export LD_LIBRARY_PATH
環境変数CLASSPATHの設定

symjddefdsコマンドを使用する場合、環境変数CLASSPATHに以下を設定してください。

【記述形式】

CLASSPATH=<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/<JDBCドライバモジュール>

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDBCドライバモジュール>:

使用するJDKの環境に合ったJDBCドライバモジュール

設定例
TCシェルの場合
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar:${CLASSPATH}
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
% setenv CLASSPATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar:${CLASSPATH}
bashの場合
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合:
$ CLASSPATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:$CLASSPATH;export CLASSPATH
JDBC3.X対応ドライバを利用する場合:
$ CLASSPATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar:$CLASSPATH;export CLASSPATH
JDBC4.X対応ドライバを利用する場合:
$ CLASSPATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar:$CLASSPATH;export CLASSPATH
PATHの設定

symjddefdsコマンドを使用する場合、JDKの設定が必要です。

【記述形式】

<install-dir>/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
<JDK-install-dir>/FJSVawjbk/jdk14/bin

<install-dir>:

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ

<JDK-install-dir>:

FJSVawjbkパッケージインストール先ディレクトリ

設定例
TCシェルの場合
% setenv PATH /opt/FJSVawjbk/jdk14/bin:${PATH}
% setenv PATH /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:${PATH}
bashの場合
$ PATH=/opt/FJSVawjbk/jdk14/bin:$PATH; export PATH
$ PATH=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin:$PATH; export PATH