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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

1.4 JDKとの組合せ

JDBCドライバが動作可能なJDKとの組合せと、JDBC規約との対応について以下に説明します。

JDKとは

Javaアプリケーションの開発環境です。

JDBC規約との対応

JDBC2.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.X規約およびJDBC2.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。

JDBC3.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.XからJDBC3.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。

JDBC4.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.XからJDBC4.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。

基本的にはJDBC4.X対応ドライバを利用することを推奨します。

ただし、連携する開発環境との制約でJDK6以降が利用できない場合には、JDKのバージョンに合った最新のバージョンのドライバを利用してください。

また、旧バージョンのSymfoware Serverからのアップデートで、JDBC3.X以降の機能が不要な場合には、JDBC2.X対応ドライバを利用してください。

APIのサポート状況については、“付録F サポートAPI一覧”を参照してください。

JDKとの組合せ

Interstage Application Serverに同梱されているJDKとの組合せを推奨します。

JDBCドライバは3種類用意されており、それぞれ動作可能なJDKとの組合せが異なります。

各JDBCドライバが動作可能なJDKとの組合せを以下に示します。

JDKのバージョン

動作可否

JDBC2.X対応ドライバ

JDBC3.X対応ドライバ

JDBC4.X対応ドライバ

JDK1.1x

×

×

×

JDK1.2x

×

×

×

JDK1.3x

×

×

JDK1.4x

×

JDK5.0x

×

JDK6

JDK7

以下の実行環境の場合には、使用できるJDKのバージョンが限定されます。

SolarisSolarisの場合
Solaris 10の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 1.4.2_08以降

Solaris 11の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 5.0以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。

LinuxLinuxの場合
RHEL5の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 6 Update 37以降および7 Update 9以降

RHEL6/RHEL7の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 6 Update 75以降および7 Update 55以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。

WindowsWindows(R)の場合
Windows Server(R) 2003 x64 Editionsの場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 1.4.2_16、5.0 Update 13以降

Windows Server(R) 2008 for x64、Windows Server(R) 2008 R2、Windows Server(R) 2012またはWindows Server(R) 2012 R2の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 5.0 Update 13以降

Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows(R) 8またはWindows(R) 8.1の場合

Interstage Application Serverに同梱されているJDK: 1.4.2_14以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK5.0以降が必要です。