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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

5.2.2 JDBCデータソース登録ツールの起動

JDBCデータソース登録ツールは、ネーミングサービスにJDBCデータソースを登録します。

JDBCデータソース登録ツールを使用するには、事前にネーミングサービスを起動しておく必要があります。

起動方法

ネーミングサービスが起動されているマシンで以下のjavaコマンドを実行し、JDBCデータソース登録ツールを起動します。

【記述形式】

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool [<host>] <port_no>

<host>
  • ネーミングサービスを運用しているホスト名またはIPアドレスを指定します。

  • 別のマシン上で動作しているネーミングサービスに対して操作を行う場合に指定します。

  • 省略した場合はlocalhostとなります。

<port_no>
  • ネーミングサービスのポート番号を指定します。

  • ネーミングサービスの起動時に指定したポート番号を指定してください。

【記述例】

ポート番号が26600の場合

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool 26600

注意事項

データソース登録ツールの起動について
  • JDBCデータソース登録ツールは、同時に2つ以上起動しないでください。
    処理のタイミングにより、ネーミングサービスで管理している情報に矛盾が発生し、JDBCデータソースの登録情報が壊れる可能性があります。

  • JDBCデータソース登録ツールを起動する場合、環境変数CLASSPATHには、ネーミングサービスの起動時に指定したのと同じバージョンのJDBCドライバモジュールを指定してください。

  • 解像度によりGUI上の文字が表示しきれない場合があります。その場合、フォントサイズや解像度を調整してください。

  • JDBC2.X対応ドライバを利用する場合は、<port_no>を省略することができます。省略した場合は10326となります。

SolarisSolarisの場合
Solarisでのデータソース登録ツールの起動について

Solaris上でデータソース登録ツールを起動させるには、OSに標準で組み込まれているXサーバ上の共通デスクトップ(CDE)環境またはWindows(R)上で動作するPC Xサーバが必要です。
PC Xサーバ製品としては、FUJITSU PC-X 1.3以降を推奨します。

LinuxLinuxの場合
Linuxでのデータソース登録ツールの起動について

Linux上でデータソース登録ツールを起動させるには、OSに標準で組み込まれているXサーバ上のGNOME、KDE環境が必要です。
環境によっては、データソース登録ツール起動時に以下のようなメッセージが表示されます。しかし、データソース登録の動作には影響がありません。

Font specified in font.properties not found
[-wadalab-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0201.1976-0]

環境変数の設定方法については、“5.3.2 Javaアプリケーションの環境設定”を参照してください。