個々のアプリケーションが使用する固有ソート作業域を、クライアント用の動作環境ファイルで指定します。
固定ソート作業域は、大量データ処理で大量にソート作業域を使用する場合に、一時作業領域をクライアント用の動作環境ファイルで指定するものです。
ファイル容量
固有ソート作業域として必要なファイル容量は、対象となるアプリケーション中のSQL文で使用する検索結果データ量の大きさの2倍以上になります。
ファイル容量=1アプリケーション中のSQL文で使用する検索結果データ量 の大きさの2倍以上
検索結果データ量は、検索結果に含まれる列の定義長で見積りを行ってください。ただし、検索結果にBLOB型列や可変長文字列が含まれる場合、以下の値で見積りを行ってください。
32キロバイト未満で定義されたBLOB型列、および可変長文字列の場合:定義長
32キロバイト以上のBLOB型列かつ、32ビット製品をご使用の場合:4バイト
32キロバイト以上のBLOB型列かつ、64ビット製品をご使用の場合::8バイト
指定方法
動作環境ファイルのパラメタWORK_PATHにソート作業域のディレクトリパス名を指定します。動作環境ファイルのパラメタの詳細は、“付録B 動作環境ファイルのパラメタ一覧”を参照してください。
WORK_PATH=(パス名[,パス名]・・・)