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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(共通編)
FUJITSU Software

C.1.1 共用ソート作業域

Symfoware/RDB内のアプリケーションで共用するソート作業域を、システム用の動作環境ファイルで指定します。

参考

データベース簡単運用の場合は、Symfoware Severのインストール時に、システムの動作環境として最適なディレクトリパス名が設定されるため、システム用の動作環境ファイルでの設定は不要です。

ファイル容量

共用ソート作業域として必要なファイル容量を正確に見積もることは困難ですが、同時に実行する各アプリケーションで使用するソート作業域容量の総計を、参考にしてください。

ΣPi    Pi=1アプリケーション中のSQL文で使用する検索結果データ量の
            大きさの2倍以上

検索結果データ量は、検索結果に含まれる列の定義長で見積りを行ってください。ただし、検索結果にBLOB型列や可変長文字列が含まれる場合、以下の値で見積りを行ってください。

32キロバイト未満で定義されたBLOB型列、および可変長文字列の場合:定義長

32キロバイト以上のBLOB型列かつ、32ビット製品をご使用の場合:4バイト

32キロバイト以上のBLOB型列かつ、64ビット製品をご使用の場合:8バイト

指定方法

動作環境ファイルのパラメタWORK_PATHにソート作業域のディレクトリパス名を指定します。動作環境ファイルのパラメタの詳細は、“付録B 動作環境ファイルのパラメタ一覧”を参照してください。

WORK_PATH =(パス名[,パス名]・・・)