すべてのRLPの環境を削除した場合、下記のRDBシステム単位の資源の削除も実施します。
モニタ管理ファイルの削除
BC管理スキーマの削除
BCログ管理ファイルの削除
RDB構成パラメタファイルの編集(RDBBCパラメタの削除)
各動作環境ファイルの削除
DBミラーリング動作環境ファイルの削除
BC構成パラメタファイルの削除
コアファイルおよび作業域の削除
参照
各動作環境ファイルの削除方法については“K.2.2 OSに返却済の資源の保護”を参照してください。
以下のモニタデーモンに関連する環境を削除します。
モニタ管理ファイル
両ノード共通の操作
以下のいずれかを両ノードで実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用する場合
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用して削除します。
$ dxdelmonenv.sh [-t 作業用ディレクトリ]
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用しない場合
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除します。
参照
rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
BC管理スキーマの削除は、両ノードでRDBシステム単位に実施します。
BC管理スキーマを削除する場合は、該当のRDBシステムに関して、すべてのRLPに対応するRLP管理オブジェクトが削除されている必要があります。
両ノード共通の操作
セットアップスクリプトdxdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。
$ dxdelmndb.sh
注意
BC管理スキーマの削除は、データベース管理者権限で実行してください。
セットアップスクリプトdxdelmndb.shは、データベースサーバを起動した後に実行してください。dxdelmndb.shを実行した後、データベースサーバを停止してください。
BCログ管理ファイルの削除は、BCログ管理ファイルが一般ファイルに作成されている場合に両ノードで実施します。
両ノード共通の操作
RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
一般ファイル、かつ、標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合は、作成先に関わらず、rdbclrfコマンドを使用して削除します。
参照
rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
RDB構成パラメタファイルの編集を両ノードで実施します。
両ノード共通の操作
RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除してください。
一般ファイルに作成されている以下の動作環境ファイルの削除を両ノードで実施します。
DBミラーリング動作環境ファイル
BC構成パラメタファイル
両ノード共通の操作
Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除します。
参照
rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
一般ファイルに作成されているコアファイルおよび作業域の削除を両ノードで実施します。
両ノード共通の操作
各動作環境ファイルの削除と同じです。
参照
各動作環境ファイルの削除については“8.8.2.5 各動作環境ファイルの削除”を参照してください。