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Symfoware Server V12.1.x データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

8.8.2 システム環境全体の削除

すべてのRLPの環境を削除した場合、下記のRDBシステム単位の資源の削除も実施します。

参照

各動作環境ファイルの削除方法については“K.2.2 OSに返却済の資源の保護”を参照してください。

8.8.2.1 モニタ管理ファイルの削除

以下のモニタデーモンに関連する環境を削除します。

両ノード共通の操作

以下のいずれかを両ノードで実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。

参照

rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。

8.8.2.2 BC管理スキーマの削除

BC管理スキーマの削除は、両ノードでRDBシステム単位に実施します。

BC管理スキーマを削除する場合は、該当のRDBシステムに関して、すべてのRLPに対応するRLP管理オブジェクトが削除されている必要があります。

両ノード共通の操作

セットアップスクリプトdxdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。

$ dxdelmndb.sh

注意

  • BC管理スキーマの削除は、データベース管理者権限で実行してください。

  • セットアップスクリプトdxdelmndb.shは、データベースサーバを起動した後に実行してください。dxdelmndb.shを実行した後、データベースサーバを停止してください。

8.8.2.3 BCログ管理ファイルの削除

BCログ管理ファイルの削除は、BCログ管理ファイルが一般ファイルに作成されている場合に両ノードで実施します。

両ノード共通の操作

RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。

参照

rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。

8.8.2.4 RDB構成パラメタファイルの編集

RDB構成パラメタファイルの編集を両ノードで実施します。

両ノード共通の操作

RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除してください。

8.8.2.5 各動作環境ファイルの削除

一般ファイルに作成されている以下の動作環境ファイルの削除を両ノードで実施します。

両ノード共通の操作

Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。

参照

rdbclrfコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。

8.8.2.6 コアファイルおよび作業域の削除

一般ファイルに作成されているコアファイルおよび作業域の削除を両ノードで実施します。

両ノード共通の操作

各動作環境ファイルの削除と同じです。

参照

各動作環境ファイルの削除については“8.8.2.5 各動作環境ファイルの削除”を参照してください。