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Symfoware Server V12.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

7.3.3 PL/extJavaの変更

PL/extJavaを変更する方法について説明します。

7.3.3.1 サーバインスタンス(JavaVM)の追加と削除

サーバインスタンス(JavaVM)の追加、削除について説明します。

サーバインスタンス(JavaVM)は、1個のJavaVMです。1個のサーバインスタンス(JavaVM)で、最大64個のJavaアプリケーションを同時に実行できます。

Javaアプリケーションの同時実行数は、サーバインスタンス(JavaVM)を追加することで拡張できます。また、Javaアプリケーションの同時実行数を小さくする場合、追加したサーバインスタンス(JavaVM)を削除します。

  1. インスタンスの停止

    インスタンスを停止します。

    停止方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの停止に失敗した場合は、“8.11 インスタンス停止失敗時の対処”を参照してください。

  2. データベースクラスタの設定変更

    インスタンスの最大同時接続数(max_connections)を変更します。

    同時接続数の変更方法については、“7.2.3.1 データベースクラスタの設定”を参照してください。

  3. サーバインスタンス(JavaVM)の追加と削除

    pgx_jadminコマンドのadd-instance、またはdelete-instanceサブコマンドで、サーバインスタンス(JavaVM)を追加、または削除します。

    [サーバインスタンス(JavaVM)の追加]

    $ pgx_jadmin add-instance --dbname db01 --instanceport 26801,26802

    [サーバインスタンス(JavaVM)の削除]

    $ pgx_jadmin delete-instance --dbname db01

    参照

    add-instance、およびdelete-instanceサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  4. インスタンスの起動

    インスタンスを起動します。

    起動方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの起動に失敗した場合は、“8.10 インスタンス起動失敗時の対処”を参照してください。

7.3.3.2 データベース接続情報の変更

データベースの接続情報の変更について説明します。

  1. インスタンスの停止

    インスタンスを停止します。

    停止方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの停止に失敗した場合は、“8.11 インスタンス停止失敗時の対処”を参照してください。

  2. データベース接続情報の変更

    pgx_jadminコマンドのmodify-container-dbサブコマンドで、データベース接続情報を変更します。

    データベースに対する接続ユーザー名を「user02」に変更する場合

    $ pgx_jadmin modify-container-db --dbname db01 --dbuser user02

    参照

    modify-container-dbサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  3. インスタンスの起動

    インスタンスの接続情報を更新した後、インスタンスを起動します。

    起動方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの起動に失敗した場合は、“8.10 インスタンス起動失敗時の対処”を参照してください。

7.3.3.3 ポート番号の変更

ドメイン管理用のポート、またはサーバインスタンス(JavaVM)管理用のポート番号の変更について説明します。

ドメイン管理用のポート番号の変更

  1. インスタンスの停止

    インスタンスを停止します。

    停止方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの停止に失敗した場合は、“8.11 インスタンス停止失敗時の対処”を参照してください。

  2. 変更前のポート番号の確認

    pgx_jadminコマンドのlist-domainサブコマンドで変更前のポート番号を確認します。

    $ pgx_jadmin list-domain

    参照

    list-domainサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  3. ドメイン管理用ポート番号の変更

    pgx_jadminコマンドのmodify-domain-portサブコマンドで、ポート番号を変更します。

    ドメイン管理用のポート番号を「26600,26601,26602」に変更する場合

    $ pgx_jadmin modify-domain-port --domainport 26600,26601,26602

    参照

    modify-domain-portサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  4. 変更後のポート番号の確認

    pgx_jadminコマンドのlist-domainサブコマンドで、ポート番号が変更されたことを確認します。

  5. インスタンスの起動

    インスタンスを起動します。

    起動方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの起動に失敗した場合は、“8.10 インスタンス起動失敗時の対処”を参照してください。

サーバインスタンス(JavaVM)管理用のポート番号の変更

  1. インスタンスの停止

    インスタンスを停止します。

    停止方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの停止に失敗した場合は、“8.11 インスタンス停止失敗時の対処”を参照してください。

  2. 変更前のポート番号の確認

    pgx_jadminコマンドのlist-containerサブコマンドで変更前のポート番号を確認します。

    $ pgx_jadmin list-container --dbname db1

    参照

    list-containerサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  3. サーバインスタンス(JavaVM)のポート番号の変更

    pgx_jadminコマンドのmodify-instance-portサブコマンドにより、ポート番号を変更します。

    サーバインスタンス(JavaVM)管理用のポート番号を「26701,26702」に変更する場合

    $ pgx_jadmin modify-instance-port --instance db1-1 --instanceport 26701,26702

    参照

    modify-instance-portサブコマンドの詳細は、“リファレンス”の“pgx_jadmin”を参照してください。

  4. 変更後のポート番号の確認

    pgx_jadminコマンドのlist-containerサブコマンドで、ポート番号が変更されたことを確認します。

  5. インスタンスの起動

    インスタンスを起動します。

    起動方法については、“2.1 インスタンスの起動と停止”を参照してください。

    インスタンスの起動に失敗した場合は、“8.10 インスタンス起動失敗時の対処”を参照してください。