性能監視ツール自動運用時に、性能測定を行う環境および性能監視対象アプリケーションを指定するファイルです。性能監視対象は、合計1000個まで指定可能です。ispsetautostartコマンドのパラメタとして指定します。
形式
[セクション名]
定義項目
:
[セクション名]
定義項目
:指定項目
「セクション名」は[]で囲み、その下に定義項目を記述します。指定可能な「セクション名」とそれぞれのセクションで指定可能な定義項目について以下に説明します。
定義項目 | 意味 |
|---|---|
Shmsize | 共有メモリのサイズをMbyteで指定します。省略値は1です。 |
Log_path | 性能ログファイルの出力先を指定します。 |
Auto_start | 定義ファイルに指定した性能監視対象アプリケーションに対して、Interstage起動時に自動的に性能監視を開始するか否かを指定します。省略値はNOです。
|
定義項目 | 意味 |
|---|---|
local_interval | 性能ログファイル採取用インターバル時間を指定します。省略値は1です。
|
real_interval | リアルタイム監視用インターバル時間を分単位で指定します。省略値は5です。1~60の範囲で指定できます。 |
トランザクションアプリケーションおよびラッパーのオブジェクトを指定します。
CORBAアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
注意
「Auto_start=YES」かつ性能監視対象アプリケーション名に誤りがある場合は、性能監視ツールの起動のみ行われ、性能監視は開始されません。性能監視対象指定ファイルに正しいアプリケーション名を指定して、ispstartコマンドより性能監視を開始してください。
定義例
以下に、定義ファイルの記述例を記載します。
![]()
[Control]
Shmsize = 10
Auto_Start = NO
Log_Path = c:\log
[Interval]
local_interval = 5m
real_interval = 1
[TD-OBJECT]
TD1/INTF1
WRAP2/INTF2
[CORBA-IMPLID]
IMPLID![]()
[Control]
Shmsize = 10
Auto_Start = NO
Log_Path = c:\log
[Interval]
local_interval = 5m
real_interval = 1
[CORBA-IMPLID]
IMPLID