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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

C.5.8 ネーミングサービス・インタフェースリポジトリの設定変更

ネーミングサービス/インタフェースリポジトリの参照先は、以下の手順で変更します。

  1. ネーミングサービス/インタフェースリポジトリのサーバ名/ポート番号の設定を変更します。詳細については、「サーバ名/ポート番号の定義」を参照してください。

  2. Interstageを「TYPE3」で初期化します。

    isinit type3
  3. isstartコマンドで、Interstageを起動します。

    isstart

サーバ名ポート番号の定義

ネーミングサービス/インタフェースリポジトリを参照しているサーバ名/ポート番号は、Interstage動作環境定義ファイルに定義されています。

以下のInterstage動作環境定義ファイルを編集して、サーバ名/ポート番号を変更します。

C:\Interstage\td\etc\isreg\isinitdef.txt

/opt/FSUNtd/etc/isreg/isinitdef.txt

/opt/FJSVtd/etc/isreg/isinitdef.txt

サーバ名/ポート番号の定義例を以下に示します。

ネーミングサービス、インタフェースリポジトリの参照先を変更する場合

以下のシステム構成の場合に、HostBの参照先をHostAからHostCに変更する定義を説明します。

以下の条件で設定する場合

  • ネーミングサービスの参照先:HostC

  • インタフェースリポジトリの参照先:HostC

    NS USE=remote
    NS Host Name=HostC
    NS Port Number=8002
    IR USE=remote
    IR Host Name=HostC
    IR Port Number=8002

ネーミングサービスだけを自サーバに変更する場合

以下のシステムで、HostBのネーミングサービスの参照先をHostAから自サーバのHostBに変更し、インタフェースリポジトリの参照先をHostCとする定義を説明します。

以下の条件で設定する場合

  • ネーミングサービスの参照先:自サーバ(locale)

  • インタフェースリポジトリの参照先:HostC

    NS USE=local
    NS Host Name=
    NS Port Number=
    IR USE=remote
    IR Host Name=HostC
    IR Port Number=8002

インタフェースリポジトリの参照先を変更する場合

以下のようなシステム構成の場合に、HostBのインタフェースリポジトリの参照先を、HostAからHostCに変更する定義を説明します。

以下の条件で設定する場合

  • インタフェースリポジトリの参照先:HostC

  • ネーミングサービスの参照先:HostA

    NS USE=remote
    NS Host Name=HostA
    NS Port Number=8002
    IR USE=remote
    IR Host Name=HostC
    IR Port Number=8002