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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

4.4.15 J2EE互換のバックアップ

4.4.15.1 IJServer資源のバックアップ

IJServer資源のバックアップ手順について説明します。


バックアップコマンド

IJServer資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\ijsbackup.exe

/opt/FJSVj2ee/bin/ijsbackup


バックアップ方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

ijsbackupコマンドを実行して、IJServer資源をバックアップします。
    C:\Interstage\bin\ijsbackup -d X:\Backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

ijsbackupコマンドを実行して、IJServer資源をバックアップします。
    /opt/FJSVj2ee/bin/ijsbackup -d /backup


注意事項

4.4.15.2 Interstage JMS資源のバックアップ

Interstage JMS資源のバックアップ手順について説明します。


バックアップコマンド

Interstage JMS資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\jmsbackup.exe

/opt/FJSVjms/bin/jmsbackup


jmsbackupコマンドは、JMSアプリケーションが停止している状態で実行する必要があります。


バックアップ方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

jmsbackupコマンドを実行して、Interstage JMS資源をバックアップします。(注意参照)
    jmsbackup -d X:\Backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

jmsbackupコマンドを実行して、Interstage JMS資源をバックアップします。(注意参照)
    jmsbackup -d /backup


注意

jmsbackupコマンドは、指定したバックアップ先パス配下に以下のディレクトリを作成後、そのディレクトリ配下にInterstage JMS資源をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、削除後に実行してください。
  Windows(R):JMS
  Solaris/Linux:FJSVjms



4.4.15.3 J2EE共通資源ファイルのバックアップ

J2EE共通資源ファイルのバックアップ手順について説明します。


バックアップコマンド

J2EE共通資源ファイルのバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\j2eebackup.exe

/opt/FJSVj2ee/bin/j2eebackup


バックアップ方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

j2eebackupコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをバックアップします。
    C:\Interstage\bin\j2eebackup -d X:\backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認します。(注意参照)

  2. j2eebackupコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをバックアップします。
        /opt/FJSVj2ee/bin/j2eebackup -d /backup


注意

j2eebackupコマンドは、その内部処理においてjarコマンドを使用しているため、この確認処理が必要です。