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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

4.4.7 Portable-ORB資源のバックアップ

Portable-ORB資源のバックアップ手順について説明します。


バックアップ方法

バックアップ先パスがX:\Backup\PORBの場合の操作例を以下に示します。

  1. バックアップ用ディレクトリを作成します。
        mkdir X:\Backup\PORB

  2. copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Portable-ORB資源をバックアップ用ディレクトリ(注意参照)にコピーします。
        copy %PORB_HOME%\etc\config X:\Backup\PORB
        copy %PORB_HOME%\etc\initial_hosts X:\Backup\PORB
        copy %PORB_HOME%\etc\initial_services X:\Backup\PORB


バックアップ先パスが/backup/porbの場合の操作例を以下に示します。

  1. バックアップ用ディレクトリを作成します。
        mkdir /backup/porb

  2. cpコマンドなどを使用して、Portable-ORB資源をバックアップ用ディレクトリ(注意参照)にコピーします。
        cp -p $PORB_HOME/etc/config /backup/porb
        cp -p $PORB_HOME/etc/initial_hosts /backup/porb
        cp -p $PORB_HOME/etc/initial_services /backup/porb


注意

Portable-ORBをダウンロードする運用で環境変数PORB_HOMEを複数設定した場合、すべてをバックアップする必要があります。この場合、バックアップ先パスを変えて、上書きされないように注意してください。


注意事項

SSL連携機能を使用している場合は、以下の資源をバックアップ用ディレクトリにコピーしてください。以下の資源の詳細については、「4.1.7 Portable-ORBの資源ファイル」を参照してください。