Interstage管理コンソールで、[システム]>[環境設定]タブを選択すると、Interstageの環境設定画面が表示されます。
必要な定義値を修正した後、[適用]を選択してください。
なお、環境設定の変更時には、変更する項目により、Interstageの再起動や初期化が行われます。事前に、資源をバックアップすることを推奨します。資源のバックアップの詳細については、「第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。
また、isj2eeadminコマンドを使用して変更することもできます。詳細は「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「isj2eeadmin」を参照してください。
注意
Interstage統合コマンドを使用してInterstageの初期化を行う場合、Interstageの初期化完了後、Interstageが停止状態のまま、以下を再起動してください。
Interstage Operation Toolサービス
Interstage JServlet(OperationManagement)サービス
Interstage管理コンソール用Servletサービス
環境設定操作でエラーが発生した場合は、以下の情報をもとに対処方法を特定します。エラー発生時には、最初にInterstage管理コンソールに出力されたメッセージを参照して対処してください。
Interstage管理コンソールの出力メッセージ
システムログに出力されているメッセージ
ログファイル
C:\Interstage\td\log\isinit_resultlog.txt
/var/opt/FSUNtd/log/isinit_resultlog.txt
/var/opt/FJSVtd/log/isinit_resultlog.txt
ログファイルには、複数回の操作情報がロギングされます。
1回の操作に対するログ情報は、「------ logging start ------」の文字列の行で始まります。本文字列の後ろに操作の実行日時が出力されますので、この情報から、操作に対応するログ情報を特定してください。
トランザクションサービス(OTS)を使用する場合、Interstage管理コンソールとInterstage統合コマンドを併用しないでください。
Interstage管理コンソールとInterstage統合コマンドを併用する場合は、以下の点に注意してください。
Interstage管理コンソールを使用してトランザクションサービス(OTS)を使用する設定を行った環境に対し、Interstage統合コマンドを使用した初期化操作を行う場合には、事前に、Interstage管理コンソールを使用し、トランザクションサービス(OTS)を使用しない設定に変更してから実行してください。
Interstage統合コマンドを使用し、運用形態TYPE2で初期化を行った環境に対し、Interstage管理コンソールを使用したチューニングを行う場合には、事前に、Interstage統合コマンドを使用し、運用形態TYPE1でセットアップしてから実行してください。
トランザクションサービス(OTS)の設定を変更した場合は、構成変更の処理中に一時的にInterstageが起動されます。このとき、自動起動を設定したワークユニットも起動されます。
構成変更時に起動されたInterstageおよびワークユニットは、構成変更の完了時に停止します。