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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド
FUJITSU Software

2.6 環境変数について

以下にInterstageで使用する環境変数を示します。

環境変数名

用途

OD_HOME

CORBAサービスのインストールパスを指定します。

例)

OD_HOME=Interstageのインストールフォルダ\ODWIN

OD_HOME=/opt/FSUNod

OD_HOME=/opt/FJSVod

OD_CODE_SET

コード変換を行う際のクライアントコード系を指定します。
サポートコードは以下のとおりです。

  • SJIS(ShiftJIS)

  • EUC

  • UNICODE

  • SJISMS(ShiftJIS MS)

  • U90

  • JEF_LOWER(JEF英小文字)

  • JEF_KANA(JEFカナ文字)

  • JEF_ASCII(JEFASCII)

  • UTF8

例) OD_CODE_SET=EUC

TD_HOME

コンポーネントトランザクションサービスのインストールパスを指定します。

例)

TD_HOME=Interstageのインストールフォルダ\td

TD_HOME=/opt/FSUNtd

TD_HOME=/opt/FJSVtd


OTS_HOME

データベース連携サービスのインストールパスを指定します。
OTSが動作するためにOTS_HOMEの設定は必須ではありません。

例)

OTS_HOME=Interstageのインストールフォルダ\ots

OTS_HOME=/opt/FSUNots

OTS_HOME=/opt/FJSVots


OTS_SCROLL_SIZE

otstranlist、otspendlistコマンドを使用して、1画面でトランザクションリストを表示する行数を指定します。

例) OTS_SCROLL_SIZE=30

デフォルト値:20


OTS_INVOKE_MODE

旧バージョンレベルのINTERSTAGE上のOTSシステム、またはリソース管理プログラムと分散トランザクション連携する場合に、OTSシステム、またはリソース管理プログラムが動作するマシン上で指定します。2以外の値は、指定できません。

例) OTS_INVOKE_MODE=2


ES_HOME

イベントサービスのインストールパスを指定します。

例) ES_HOME=/opt/FJSVes

PORB_HOME

Portable-ORBのインストールパスを指定します。
(Portable-ORBの動作環境ファイル検索時にも使用)

例)

PORB_HOME=Portable-ORBのインストールフォルダ

PORB_HOME=/opt/FJSVporb

IS_ISSTOP_MONITOR_TIMER

Interstageやワークユニットの停止が無応答になる現象が発生した際に、自動的にトラブル調査資料を採取するまでの監視時間(秒単位)を、デフォルト値から変更したい場合に指定します。
本環境変数は、以下の方法で設定してください。


  • ブート時に取得可能なシステム環境変数として設定します。環境変数を有効とするには、システム環境変数の設定後、オペレーティングシステムを再起動する必要があります。


  • Interstage管理コンソールでInterstageを起動する場合は、システムの環境変数として設定します。


  • isstartコマンドでInterstageを起動する場合は、コマンド実行前に設定します。

  • (RHEL5/RHEL6)
    オペレーティングシステム起動時の自動起動でInterstageを起動する場合は、RCプロシジャに設定します。

  • (RHEL7)
    オペレーティングシステム起動時の自動起動でInterstageを起動する場合は、以下のファイルに設定します。
    /etc/opt/FJSVtd/systemd/system/service_startis.sh

例) IS_ISSTOP_MONITOR_TIMER=360

デフォルト値:300秒(5分)

注)isstop/isstopwuコマンドの-tオプションに監視時間を指定して、Interstageやワークユニットを停止する場合、本環境変数の設定値よりコマンドの-tオプションの設定値が優先されます。