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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 移行ガイド
FUJITSU Software

4.8.1 Interstage Application Server V11.1での変更内容

4.8.1.1 Interstage Application Server V11.1.1での変更内容

Interstage Application Server V11.1.1での変更内容を説明します。

セキュリティーマネージャー使用時の動作(RHEL6以降の場合)

Javaアプリケーションの実行において、以下のどちらかを行わずにセキュリティーマネージャーを使用した場合の動作が変わりました。

V11.1.0以前

例外は発生しません。

V11.1.1以降

以下の例外が発生する場合があります。

java.security.AccessControlException: access denied (java.io.SerializablePermission enableSubclassImplementation).

参照

policyファイルの編集および権限の追加については、「Java EE運用ガイド」の「Java EE機能のセキュリティ」-「セキュリティ機能を利用した運用方法」-「policyファイルの編集」および「アプリケーションのアクセス権の設定」を参照してください。

IIOPソケットの送受信待機時間監視機能の設定

Interstage Application Server V11.1.1では、IIOPソケットの送受信待機時間監視機能のデフォルト値が変更されました。

V11.1.0以前
2000:6000:20:2147483647
V11.1.1以降
2000:30000:20:2147483647

注意

V11.1.0以前の製品とIIOP通信を利用する場合、IIOPソケットの送受信待機時間監視機能のデフォルト値が異なる点に注意してください。
V11.1.0以前の製品とIIOP通信を利用する場合は、V11.1.0以前の製品に設定されているIIOPソケットの送受信待機時間監視機能の値も「30000」に変更されることを推奨します。

4.8.1.2 Interstage Application Server V11.1.0での変更内容

Interstage Application Server V11.1.0での変更内容を説明します。

セキュリティーマネージャー使用時の動作

Javaアプリケーションの実行において、以下のどちらかを行わずにセキュリティーマネージャーを使用した場合の動作が変わりました。

V11.0以前

例外は発生しません。

V11.1.0以降

以下の例外が発生する場合があります。

java.security.AccessControlException: access denied (java.io.SerializablePermission enableSubclassImplementation).

参照

policyファイルの編集および権限の追加については、「Java EE運用ガイド」の「Java EE機能のセキュリティ」-「セキュリティ機能を利用した運用方法」-「policyファイルの編集」および「アプリケーションのアクセス権の設定」を参照してください。