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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 移行ガイド
FUJITSU Software

2.7 IJServer共通定義

J2EE機能とJava EE機能で大きな違いはありません。


■比較

J2EEの機能名/定義名

Java EEの機能名/定義名

HotDeployの使用

使用するXMLパーサの種別

コンテナのWebサービス機能

クラスローダの分離

クラスローダの検索順序

クラスローダのトレース情報の出力
(注1)

オートリロード
(注2)

再読込み

トランザクション内訳分析

トランザクション内訳分析

測定間隔

測定間隔

1)

V8.0互換モードのIJServerでのみ有効な項目です。

2)

V9.0以降のIJServerでのみ有効な項目です。


HotDeployの使用

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

HotDeployの使用

■Interstage管理コンソール
共通定義 > HotDeployの使用

■コマンド
IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。
<IJServer><HotDeploy>

Java EEでは、HotDeployの利用可否に関する定義項目がありません。常にHotDeployが利用できます。


使用するXMLパーサの種別

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

使用するXMLパーサの種別

■Interstage管理コンソール
共通定義 > 使用するXMLパーサの種別

■コマンド
IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。
<IJServer><XmlParser>

コンテナのWebサービス機能

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

コンテナのWebサービス機能

■Interstage管理コンソール
共通定義 > コンテナのWebサービス機能

■Interstage管理コンソール
共通定義 > コンテナのWebサービス機能

Java EEでは、コンテナのWebサービス機能の利用可否に関する定義項目がありません。常にコンテナのWebサービス機能が利用できます。


クラスローダの分離

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

クラスローダの分離

Interstage管理コンソールによるIJServerワークユニットの設定画面で指定

isj2eeadminのijserverサブコマンドのIJServer定義ファイルの<IJServer><ClassLoader><SeparationKind>タグの値

Java EE機能の場合、クラスローダの分離方法を指定できません。Java EE機能のクラスローダの構成については、「Java EE運用ガイド」の「クラスローダの構成」を参照してください。


クラスローダの検索順序

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

クラスローダの検索順序

Interstage管理コンソールによるIJServerワークユニットの設定画面で指定

isj2eeadminのijserverサブコマンドのIJServer定義ファイルの<IJServer><ClassLoader><SearchOrder>タグの値

Java EE機能の場合、Webクラスローダの委譲モデルの変更で行います。詳細については、「2.7.1 クラスローダの仕様の違いについて」の「クラスローダの検索順番の変更の可否」を参照してください。


スローダのトレース情報の出力

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

クラスローダのトレース情報の出力

Interstage管理コンソールによるIJServerワークユニットの設定画面で指定

isj2eeadminのijserverサブコマンドのIJServer定義ファイルの<IJServer><ClassLoader><Trace>タグの値

Java EE機能の場合、ロードされたクラスを確認するにはJava VMオプションに-verbose:classを指定してください。ロードされたクラスの情報はJava VMログに出力されます。


オートリロード

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

オートリロード

Interstage管理コンソールによるIJServerワークユニットの設定画面で指定

再読込み

Interstage Java EE管理コンソールによるserver(Admin Server)のアプリケーション設定画面で指定

isj2eeadminのijserverサブコマンドのIJServer定義ファイルの<IJServer><ClassLoader><Reload><Use>タグ、および<IJServer><ClassLoader><Reload><Interval>タグの値

asadminコマンドで操作できる定義項目の"server.admin-service.das-config.dynamic-reload-enabled"、および"server.admin-service.das-config.dynamic-reload-poll-interval-in-seconds"

Java EE機能の場合、Interstage Java EE DASサービスでのみ、クラスのオートリロードを利用できます。


トランザクション内訳分析

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

トランザクション内訳分析

■Interstage管理コンソール
共通定義 > トランザクション内訳分析

トランザクション内訳分析

■Interstage Java EE管理コンソール > [設定] > [クラスタ名-config] または [server-config] > [監視] 画面で、プロパティ「ssqc-service」を追加します。

■コマンド
IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。
<IJServer><ARM><ARMMODE>

■コマンド

asadmin setサブコマンドで以下の定義項目を更新します。

[IJServerクラスタ名]. monitoring-service.

module-monitoring-levels.

property.ssqc-service


測定間隔

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE機能名/定義名

Java EE定義方法

測定間隔

■Interstage管理コンソール
共通定義 > トランザクション内訳分析 > 測定間隔

測定間隔

■Interstage Java EE管理コンソール > [設定] > [クラスタ名-config] または [server-config] > [監視] 画面で、プロパティ「ssqc-interval」を追加します。

■コマンド
IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。
<IJServer><ARM><SamplingInterval>

■コマンド

asadmin setサブコマンドで以下の定義項目を更新します。

[IJServerクラスタ名]. monitoring-service.

module-monitoring-levels.

property.ssqc-interval