NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを使用するためには、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの起動前に、FIC識別子単位に通信環境定義を設定する必要があります。
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの通信環境定義の設定手順について図2.1に示します。
通信環境定義の作成
以下に示す通信環境定義を、“第4章 定義”の記述に従って作成します。
システム定義文(sys)
富士通メインフレーム側自ホストシステム定義文(shost)
相手ホストシステム定義文(dhost)
相手通信資源定義文(enrsc)
プロセスグループ定義文(procgr)
資源対応づけ定義文(extrsc)
host定義文(host)
通信環境定義の記述チェック
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションが提供するnficdefconvコマンドを使用して、通信環境定義の記述チェックを行います。
nficdefconvコマンドについては、“5.2.2.1 nficdefconv”を参照してください。
定義体の生成
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションが提供するnficdefconvコマンドを使用して、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションが運用で使用する定義体を生成します。
nficdefconvコマンドについては、“5.2.2.1 nficdefconv”を参照してください。
起動環境への定義登録
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションが提供するnficdefsetコマンドにより、定義体を起動環境へ登録します。
nficdefsetコマンドについては、“5.2.2.2 nficdefset”を参照してください。
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションが運用中の場合、表2.1に示す定義文またはオペランドを変更して起動環境への登録はできません。
定義文 | オペランド | 操作 |
---|---|---|
sys定義文 | maxrscオペランド | 変更 |
maxhostオペランド | 変更 | |
procgr定義文 | nameオペランド | 追加、削除 |